小潮にJパパと二人で出かけてみた。
先週と同様に少し期待が持てる。だが相変わらず良型のショウサイフグが湧いてくる。
潮はそれほど動かなかったので、軽い仕掛けで中層より下を撒き餌と同調を意識して狙っていると、
スプールからバチバチと音を立ててひったくられた。
何度か突っ込まれたが、浮かせてみると30p強のクチブトメジナだった。
それでもポイントを変えず狙い続けると、今度はゆっくりウキがしもる。
かなり底の方で食ってきたようで、少しラインを張って聞いてみるとコンコンと手元にアタリ。
いい感じのパワーで竿を曲げてくれる。そして明らかにゴンゴンと首を振る感触。
その時Jパパは「ボラかぁ?」と・・・
「それも有り得るな」と思ったがボラより横に面積のある魚体が水中で光った。
そこでクロダイと確信。先週よりやや小ぶりだが綺麗なクロダイだった。
Jパパも大きく竿をしならせたが、40p弱のアイゴ。またデカイ感じの魚をヒットさせるも鈎はずれ。
いずれもお昼前後の釣果。
午後からこの磯で馴染みの釣り師と再会する。
その方はKさん。いつもご兄弟二人での釣行が多かった。
でも今回はお一人・・・
この磯馴染んでいる方は多い。というよりこの磯が大好きなのだろう。もちろん私もその一人。
再会するとお互いの実績の話や身の上話に花が咲く。
過去の楽しさや喜びや悔しさを互いに共有できるのは何ともありがたいことだ。
しばらくKさんと話し込んで3人並んで夕間詰めを狙ったが、あいにくショウサイばかり。
時折刺し餌も残ったり、フグの姿が消えたりしたこともあった。そんな時ほど集中したが夜8時頃で終了。
まだエサ取りの小メジナは湧いてこない。
ブヨもまだ現れず湿度も低く、そんな時節を大切に
仲間とじっくり攻める面白さを実感した一日だった。
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