釣った日 2016年12月20日
釣った人 大ちゃん、金田
釣った場所 南伊豆地磯
釣れた魚 メジナ、サンノジ、(ニザダイ)、アカメフグ、ショウサイフグ
レポート 金田

夏ではないけど、なぜか半袖。
もちろん私は長袖。

ベタ凪の暖かい日和だったが、潮は緩やかな当て潮が続いた。
なんとも微妙な海の雰囲気だが、しっかり海中から我々の動きを感じているような海況で、エサ取りもいるけれどたまに餌も残る状態。
期待はできるが短期集中の様子だった。
砂地の部分でコマセを集めても、複数のウツボがウロウロとのんびり餌をあさる状態。

2度目の磯の大ちゃんも、すっかり午後は半袖姿。
おニューのタックルも揃えられての挑戦だった。
寒さにめっきり強いのが彼の特異体質で、逆に私は寒がりの暑がり・・・・
お互いアカメを掛けたり小メジナと遊んだりしたが、あまりアタリは多くない。
しかし大ちゃんには数回良型らしき魚がヒット。
ただいずれも糸を切られてのバラシ。というより結束部分から切れていることも多かったようだ。
そこそこしっかり結んでいたようだが、やはり急激な一瞬のショックが原因かもしれない。
彼にとってはまだアタリを取ってあわせて、そして竿に乗せる感覚がおぼつかないのだろう。
極端に強く合わせることもないが、竿に乗せた後はいかに我慢して、こっちが主導権を握るかだ。

私が竿を足元に置いて、大ちゃんの針とハリスを結んでいたとき、一瞬の隙にタックルがズルっと勢いよく海へ。仕掛けはそのままポイントへ投入したままで、またベールも閉じていた。
あまりにも早い魚の一撃に、こっちは手も出せず・・・・
既にこの場所で、魚に置き竿が海へ引っ張りこまれたのは何回もある。
そんな時、大変だとは思うのだが「そんな魚は何なんだろう」という期待感の方が強い。
もちろんタックルを回収しなければ、その魚も見れないのだが・・・

たまたま大ちゃんがルアーロッドをセットしていたので、ロッドを借りてルアーを投げる。だが私のロッドとリールはすぐさま海中へ。10投目ぐらいだっただろうか、海の中層から下をルアーで探ってようやく引っかかってくれた。根がかりではないとわかったのは、なんと魚信もわずかに感じられたからだ。ゆっくり寄せて仕掛けも魚も回収。魚は良型のサンノジだった。

3時半を回った頃だったろうか、なかなか当たりの出ない中で、1点集中で掛けたメジナ(左の画像)。
粘り勝ちといったところだろうか。ポイントは低い根と浅い根の際あたり。
足元のえぐれに張り付いたがなんとか引き出して浮かせた45p程のメジナだった。
(画像は大ちゃん撮影)

その直後にもまた同じポイントで強烈な引きの魚。

だがそれも軽く40オーバーのサンノジだった。

次第に磯は12月から真冬に向かう様相である。
絶えず何かが釣れるという季節ではなく、いっときにドカンと当たる感じの冬の海。

地磯でも丁寧に攻めていければ、まだまだしばらくは期待できると思う。

ありがたい海の恵みに感謝しながら、3日後の熟成刺身を美味しくいただきました。

 

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