釣った日 2017年5月23日
釣った人 Kaiさん、金田
釣った場所 南伊豆地磯
釣れた魚 メジナ、ベラ、キタマクラ
レポート 金田

磯の浮きフカセを始めて数度目のKaiさん。
次第に慣れてこられて、今回は初めて入る磯でメジナを狙った。

5月初旬で14℃台の海水温も今はすでに19℃近くある。
潮の効く磯で、なおかつ今となればサラシも利用できる状況だ。
時間とともに変わるサラシの流れや奔流を利用して、冬とは異なる釣り方ができる季節。
そんな中でメジナを掛けた際のやり取りが練習できるくらいの、足裏サイズのオナガメジナを何度も掛けていた。
キャスティングも多彩な投げ方で状況を把握して変えてみることも必要。近くにいる釣り人のためにもいろいろと投げ方も考え、それによって仕掛けの流し方や道糸の置き方も変わり、アタリがあった時の合わせ方も考えなくてはならない。
上げ八部くらいまでこの磯で粘ってみたが、波っ気が出てきたので場所を徒歩で移動。


次の釣り座は多少生え根が出ている所だが、風裏の大人しい海況の釣り座を選んだ。
今度はサラシはなく、じっくりとポイントを作って狙える場所だ。
ポツポツとメジナは来るが型物はやはり夕間詰が・・・
と、思っていたときウキがゆっくり沈んでくれた。
10p、30cm、そして70pと沈んだ頃に合わせる。
強烈な引きで何度も突っ込む。そこには浅い生え根が2mほど出てくるのだが、やはり生えの根向こうに突っ込まれた。
強引に無理をせずゆっくりと浮かせる。なんとか生え根をかわしてが、まだ浅い生え根の上でも突っ込んでくる。何度かの突っ込みに耐えて何とか浮かせ、打ち寄せる波の勢いに乗せて波打ち際にずりあげた。
あまり流れのない中で、撒き餌と差し餌をしっかり同調させた結果でもある。

でっぷり太った44cmのクチブトメジナ。

しばらくタイドプールで泳がせるが、後ろのお山の木の上から、ピーヒャラとしばらく鳴いて狙っていた。
トビも大きいがこのサイズのメジナを持ち上げられるのだろうか。

浅いタイドプールなら持ち上げるかもしれないが、もしカラスならそれは無理。しかしカラスは横になった魚なら、しっかりの魚の目を狙って突いてくるだろう。

 

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