釣った日 2002年02月10日  
 釣った人 金田
釣った場所 伊豆下田地磯
釣れたさかな カサゴ、ベラ
レポート 金田

立春も過ぎ、気分は春へ一直線だが、自然の気候は一気に春とはいかない。今日もかなり冷たい寒気が関東地方をすっぽり覆い、1週間前の暖かさが一変して真冬の冷え込み。季節はそんな高低差を繰り返し移り変わるものだが、花粉もいよいよ飛び始めた。

今回は予定の参加者が急遽欠席のため旅行に関する仕事もあったので、一人で車を南へ走らせた。特に道中変わった気配はなかったのだが、あちこちの寒桜が見事に咲いて、車内の暖かさがそのまま外気にも通じるような錯覚さえ感じる。河津桜見物も毎年のように大勢の人出だった。しかし、道中の変化は帰り道に現れる。

さて、仕事を終えて須崎の恵比寿島へ。 先客は7名いらしたが、話を聞く限りあまり釣れていない様子。しばらく見学していたが、潮もあまり動いていない。 でも竿を出してみた。 ここの魚種としてはメジナの濃いポイント。 じっくり攻めたいところだが、ウネリもそこそこ高く潮も上げてきたため1時間程でボウズにて終了。
そして、もう一軒仕事を済ませ南伊豆へ。 だが釣り人は少ない。ほぼ4時間の釣行だったが、今回も根魚(カサゴの幼魚やベラのたぐい種)で終ってしまった。 ただ、黒鯛らしき姿は確認したが、相手は私の針を避けて通ったらしい。これにて本日終了。

18時に南伊豆を出発。 いつものように稲取あたりまで来ると、様子が少し違う。 それはレジャー客がその時点でもお土産店などに多く目に付くのだ。 この先の道路渋滞を考えてしまうが、それは北川で顕著になってしまった。 まるで真夏の混雑以上の渋滞なのだ。 結局抜け道を選んでようやく宇佐美へ。 だがその先も渋滞なので今度はスカイラインへ。しかし、亀石峠の路肩は白く冷たかった。 料金所でしばしオジサンと相談。「さっきも事故があったばかり」「やめた方がいい」との進言を素直に受け入れUターン。 この時点で仮眠を決め込み、しばし休息。 しかし、気温はさらに下がり続けていた。仮眠後熱海までノロノロと、その時点で夜10時30分。 熱海まで来てもう大丈夫かと気が緩んだが、それもつかの間、伊豆山でまったく動かなくなってしまった。 ここで更に山へ逃げたがナントこの道があちこちで凍っていた。 湯河原近くでは急な下りでかつヘアピンカーブ、前輪を滑らしながらの湯河原インだった。 が、その湯河原がまた凄い。 旧道新道とも数珠繋ぎ状態で、またやむなく山へ。 そして旧道へ抜けてみたが、そこは渋滞ゼロの快適道路。 覚悟していたのに.....。横浜着は11時30分。 ナント言う日なんだろうとあっけにとられてしまった。 抜け道を知らない方々は私のさらに2時間オーバーは確実であったろうと思うと、伊豆は遠いというのもうなづける。

伊豆スカイラインの凍結、箱根越えの不安、第2週の連休、河津桜真っ盛り、大室山の山焼きなどなど、はまりそうな一日であったことは言うまでもないが、最近のレジャービークルにはナビも普及しているはずなのに... そこがよくわからないところだ。 またナビに凍結情報まで出るのだろうか?
 ちなみに当方には壊れることしばしばの感ピューターしか搭載しておりませんでした。

 

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