釣った日 2003年09月23日  
 釣った人 津上さん、高根沢さん、金田
釣った場所 伊豆下田、伊浜
釣れたさかな メジナ、アイゴ、ボラ、ネンブツダイ、子イシダイ、子マダイ、ベラ、シマアジ他
レポート 金田

台風15号のため、2日後に変更して磯釣り入門教室を実施しました。今回は教室2回目の高根沢さんと磯釣り初回の津上さんの2名がご参加。しかし、台風は思った以上に足が遅く、東からのウネリが取れていなかった。今だ止まぬ北東風も強く、東向きの磯はいずれも予想に反して4m以上の高波で危険である。そこで近くの港堤防にてしばらく腕慣らし。港の場合は磯と違ってとても音が静かで、足場も平らなため、講習には好都合でした。
 だが、その港でもウネリが直接入って底荒れ状態。そんな中でもボラとフグは大活躍(笑)。1時間ほどで切り上げ、いよいよ移動となる。石廊崎以西へと走る。磯は今回諦めて、それぞれの港堤防へ見学がてら立寄った後、釣り人ゼロの伊浜で竿を出すこととした。海況はベタ凪の底まで丸見えだが、魚影は濃いことでは定評がある。撒き餌を打つとネンブツダイなどの餌取がワンサカ。そしてその後、撒き餌を撒き分けて、やや沖目でやけにデカイ魚が食い上がってきた。45cmは悠にあるだろうか、それも2枚3枚どころではない。一時は水面下50cmのところで5〜6枚が沸いた。これがメジナなら大変なのだが、その正体はサンノジでした。
 サンノジあろうが、イスズミであろうがこのサイズを見ながら釣らない方法は無い。いかに餌取と分離して、というより大型のみを浮かせるかに集中する。そして何回かのチャンスに津上さんの針を大型が食ってくれた。ベールはオープンだが不用意に糸は出せない。だがその勢いも凄まじい。10秒と立たない間にハリス切れに終わってしまった。その後は餌取の下には出てくるものの、上まで浮かせることが出来ず、大型のチャンスは終わってしまった。
 この釣り味というか、大型サンノジの引きを、わずかではあっても2度3度と味わっていただけたのは良かったのだが、その後の津上さんの目の色が違っていたことも確かである。フカセ釣りが初めてということもありますが、スリリングな釣りであったのは楽しい限りでした。
 さて、教室2回目の高根沢さんはというと、堤防では決して初心者ではない。1回目の教室以降、50cmオーバーや40cm台のクロダイを何枚も地元で釣っているのだ。今回はできるだけ一人で、その釣りの様子を見せてもらいながら、特に水族館状態の海での、撒き餌の撒き方に課題を持っていただいた。夕マヅメにはメジナも浮いてきて、足裏サイズをゲットしたり、底を探ってアイゴを連発したりと、そこそこ楽しんでもらえたのではないだろうか。デカイメジナも見たことだし(笑)。

 

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