釣った日 2003年09月27日  
 釣った人 めじな研究所オフ会、津上氏
釣った場所 南伊豆石廊崎
釣れたさかな メジナ、アイゴ、イサキ他
レポート 金田

めじな研究所のオフラインミーティング当日は磯釣り2度目で初沖磯の津上氏と共に、楽しく釣りが出来ればなぁという感覚で出発。
津上氏とは今回で会うのは2度目ですよ。でも磯釣りという奥深い共通の趣味があれば回数なんて関係なし。そんな感覚がめじな研究所オフ会でもある。
食べて美味しいカンパチやヒラマサがターゲットではない、アジをサビキで釣りに行くのでもなく、クチブトメジナなのだ。そういう私も最近はクロダイ目的が多く、しばらくメジナらしきメジナに出会っていない。今回は道糸のコントロールと仕掛けの張りに集中して津上氏と共に尾川氏も一緒に3人で赤島へ2便で乗る。
[ホンネ]ここは何処?大潮のまた異常潮位で、足元まで波が...でも何処でもエエわ、とにかくT氏やおがちゃんに安全にしかも大物を釣ってもらわねば。いや、少なくとも掛けてもらえれば(笑)
[タテマエ]40名近い中で優勝なんて、でもわからへん、ひょっとしたらひょっとする。しかし、T氏のことも見なければ。おがちゃんはホッといてええし。
[ホンネ]足元の生え根もなく、際から攻めたいが潮がほとんど動いていない。それより時折這い上がる潮が怖い! でもこれからは下げだし、辛抱してがんばろうっと。津上氏は安全なところでやってもらって。
[タテマエ]津上氏と、くっ付いて釣るのもいいが、それでは津上氏の邪魔だろう。せっかく沖磯へ来ているんだし、何でもありィの自分の釣りをしていただかないと。それがこの趣味の原点でもありバラシの原因でもあるということを知ってもらうために。
[ホンネ]どちらかというと、津上氏の位置で風を利用すれば張りも上手くできるし、サラシもその方向へ伸びている。私の位置はややサラシこそあれ、ヨレというものが見当たらない。足場も低いし、朝日が邪魔で(笑)。ポイントがぼやけてきた。ここはT氏に擦り寄って太陽の反射も風もウネリも避けてしまえ。
[タテマエ]時間はたっぷりある。何も今慌てなくても、どちらかの竿に反応があれば少しは自分もあせってみよう。
そんなにはやる気持ちもなく、スローライフ(笑)に事を進める。でもしばらくT氏も見なくっちゃ。そうこうする内、なにやら左側の津上氏が唸っていた。ひょいと覗くと竿は満月、糸は足元の根の際へ突っ込んでしまっている。
[ホンネ]やばい、1号ガイド竿が折れる。糸は完全に生え根の奥へ。これでは糸が辛抱できんやろ。と近寄るとやはりあえなく針外れ。ん?外れた?ということはどんなアワセだったの?あまり張りを作りすぎての早合わせかかなぁ。
[タテマエ]そうですか、今の突っ込みはそこそこいいですねぇ。まさにメジナの引き?いやきっとメジナだよ。初のメジナの感覚を忘れんように。また根の位置を頭に入れとかんと、あかんでぇ。
その後おがちゃんにもメジナらしきものが、でもバレたと教えてくれた。そして私にもなかなか強い魚が、しかし久々の下品な引きはやはりアイゴ。そしてアイゴ。ということであの鋭い上品な引きを味わいたく、ハリス1.5号、感度抜群のめじな研究所ウキG2固定にて、2ヒロから張りながら沈めることにした。
ちょうど北東角の竿2本先。津上氏からの撒き餌も効いていたのか、こんというアタリが一度。さらに張ったあとに手首を返すように合わせた。またまたそこそこの引きを味わいながら、これは上品な引き?それとも下品?と感じる間もなく、そこそこに浮いてしまった。
[ホンネ]メジナだ!でもその前のアイゴの方がかなりスリリングだった(笑)。30cmクラスだなぁ。ここは強引に抜き上げよう。だが足元が斜めであるこの位置はちゃんとキャッチしなければズリズリと海へ入ってしまう。でもエエか!結局キャッチできずかわいそうに鱗が少しはげた。優勝魚にはサイズ不足やろ。しかし見た目案外でかいなぁ。
[タテマエ]手寸で33cm?まずこんなサイズで優勝はチャンチャラおかしい。でもそんな思惑が外れた人は多いのでとりあえずクーラーへ確保(笑)
10時頃やや潮が動き出しイサキを連発。だが、斜めの足場とクーラーが二人で一つなので、移動しなければならず、タモで確保してクーラーへ入れたとしても飛び跳ねて海へなどなど、3枚ほど流出(笑)おがちゃんにもイサキ報告したのだが、とっくに数枚確保していた(笑)
その後潮も効かず、下げ一杯前後はさっぱり。遠投してカツオでもと考えるがここは背後が岩の壁。ところで津上氏に釣っていただかねば。と思ってもこのあんばいではねぇ。でも沖磯で釣らなくともという魚をゲットしていました。
港で検量結果をそばで聞いていると、案外と30cm前後ばかり。さてそれでは私のなけなしの1枚を計ってもらうと35.3cmであった。その直後タッカーが「同サイズなのでメカタ...」と計りにかけた。ンッ?
[ホンネ]ほぉー、35cmを超えたのぉ?これはひょっとして...とはいってもなにせ30p代だしぃ〜。トップであっても、胸は張れんなぁ〜(笑) でも現段階で重量を測った?むむっ!
[タテマエ] まだまだ検量は全部済んでいないし、ここで喜んでも早い早い。まっ、楽しく釣りが出来る事が一番!
皆さんのおかげ?で、結局は1位となってしまいました。1番はたまたまで、ホンネはやはり賞品が(笑)私は物持ちのいい方で、未だに7〜8年前の竿とリールを使っている。そろそろメガとLBDでもと思っていたところの賞品なので、とても嬉しい。

左上は赤島での3人

右上は津上氏

左の料理は「めじな研究所」料理班の
見事な4種類のお造り
メジナ・クロダイ・イシダイ・ヒラマサ
みんな今回釣ったものばかり

さて、翌日はのんびり起床して、午後あたりから地磯へ。オフ会で一緒だった都築氏も合流して
津上氏と3人でクロダイを狙う。だが、北東風が強く、左から風が道糸をさらっていく。そんな中で都築氏がサイズは小さいがクロダイをゲット。私はというと、オフ会で頂いた、ダイワのロッドブレイゾン1号を試してみたくて、早速実釣りへ。なかなか型物がかからない中、やっと竿を曲げてくれたのは、もしやクロダイ?と、半分確信があったのだが、しばらくして浮いたのはボラ。しかしこの竿、節の部分がVジョントといって、節を感じさせずに綺麗に曲がってくれる。この時の40cmオーバーのボラも、じっくり溜めてくれば、それほど左右に走らずに浮いてきた。

左下は都築氏、右は頂いたロッドブレイゾンと萩田氏からの預かりリールとめじな研究所浮き

 

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