釣った日 2004年01月11日
 釣った人 茨城の根掛かり師さん、ジュンさん、ヒロさん、ナベ様、金田
釣った場所 伊豆下田地磯
釣れたさかな ショウサイフグ、カサゴの幼魚(5人で)(笑)
レポート 金田

5人が久しぶりに一緒に竿を出す。昨年このサイトを通じて、磯釣りという興味を共通に持ち合わせた連中である。皆そこそこ磯にも慣れ、気心も知れた5人であるが、宇都宮、茨城、野田、横浜というそれぞれ異なるプレートを持つ、変人そのものといっても良い。
是が非でもやってみたいという自分の趣味は、心身共に全てを可能にするようであり、距離やそれによる疲労などは苦にしないで、暗黙のルールとマナーを備え、まるで餓鬼のようにアウトドアの遊びを楽しめる大人の子供たちでもある。

さて、海況はと言うと、それが芳しくない。大気状況と海況は大きく異なりウネリが大きい。冬なのに南からの大きなウネリが3.5メートルはあるだろうか。せっかく入った磯を2時間ほどで撤収し磯替えへ。安全第一を目的に、減らない撒き餌を再度ド手にして山登り(笑) 撒き餌は水を含んでかえって重くなっていた。

でも焦らず慌てず、次の磯へ入るが、ウネリは収まるどころかさらに大きくなる。いわゆる底荒れ状態といってもいいくらい。いつものお友達であるショウサイさえもチラホラ。まるまる餌が残ってくる。フグがいないのは良いが、その他までも姿らしき気配もなし。だが、カップラーメンタイムを挟みそれでも黙々と釣る。
ナライのやや強い風が午後から弱まり、ウネリも落ち着くかと思えたが、それもままならずそろそろ夕マヅメの3時頃へ突入。ナライが収まってくれたおかげで道糸が素直に伸びてくれるようになった。と、集中している最中に、ガイドの佐山氏からの電話「沖磯が早上がりなので、今から行っていいかなぁ」、私「来るな」(笑)、今からでは潮位の問題で、入磯もままならない状況と、人数の問題もあり無理と進言。とそのとたん、今日唯一のゆっくりとしたウキのシモリが目に入る。だが電話はまだ繋がったまま。やばい、その瞬間道糸がスプールを押さえている指をはじいて、力強く出て行った。もちろん電話は強制終了(笑)、やり取りに入るが根を回ったか、直接的な感触が無い。しかしゆっくり溜めて寄せようとした後ハリス(1.5号)切れ。今日唯一の魚の感触であった(笑) きっと良型のメジナでしょう。
悔しいけど、大型の感触はとても嬉しい。
その後2人にまたまた大型の魚が。だが、これまたブレイク。いずれも針ハズレでした。久々のアタリで皆早合せだっのだろうか(笑)
でもいずれにしても、小型が全く掛からない中、いきなりの大型出現はとてもスリリングである。
とはいっても磯上がりの時間は刻々と迫る。そんな中、地元の石井氏達が新たに入ってきた。しばらく話しをすると、彼曰く、この暮れからかなり良い思いをしているようだ。う〜む、またまた悔しい思いが...(笑)
結局、潮位の関係で本日の釣りは終了。我々の撒き餌効果で、きっと石井氏達は楽しめたことでしょう(笑)
後で聴いてみますね。

大荒れの中、最小範囲で4人の竿がひしめく 左からジュンさん、根掛かり師、金田、ヒロさん、なべ様

 

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