釣った日 2004年04月11日
 釣った人 都築氏、Y氏
釣った場所 伊豆下田地磯
釣れたさかな クチブトメジナ、イスズミ、サンノジ、カワハギ、ウミタナゴ他
レポート 都築氏

一斉に港から船が出発していく。その船が先端すぐそばでえび網を上げている。気がつくと後からきた人がそこで竿を・・・ 海況は私的に過去にない程の凪。ラインも直線に流れ、風の影響で決して弧を描かない。潮はゆるい上り。大物に備え、竿は1.2号競技 道糸二号、ハリス2.5号でMTNを馬鹿にしたタックルで望む(笑)雰囲気は最高だが、間詰のゴールデンタイムはドラマもなく、タナゴとカワハギに遊ばれた。しかしフグはいないので精神的にはまだへこたれてはいない。あまりにも凪なので、めったに使わない外ガイドの竿(1.5号 がまかつ・グレスペU)に変えてみる。制覇かオレガを買いたいのだが、私はインナー派だ(笑)お金も無い(笑)
竿を変えたら入れ食いモードに入ると期待したがそんな筈もなくしばし休憩。

 その後、釣り始めるとガンガン下りが行っている。上潮がただ走っているのかと思ったがそうではない。よしチャンス! 水道の真中あたりを流していくと手元にガツンときた。きた〜 木っ端尾長様。 50b位離れていると20aでもデカク感じる。(汗)やってもやっても木っ端様だ。こんな所にコマセが効いてるの?位遠いところでも・・・腕が悪い。
 狙いを足元のエグレに変えて、まさに1投目。浮きが一瞬に視界から消えた。ヤツはそのエグレに向かってぐんぐん引っ張るが負けられない。穂先が海に突き刺さる。あきらめた(?)ようで今度は沖に向かってゆっくり進み始めた・・・でも所謂大物の動きだボラでは無い。ハリスは1.5号。でもさっき変えたばかり。道糸も600bボビン巻きの安物。でも夕べ変えたばかりで安心だ。「お願い釣法」を一瞬考えたが、ここは「この野郎釣法」で強気に望む。沖に行くので思い切って糸をくれた。沖で勝負だこの野郎!! と思ってもすごいトルク。矯めていてもドラグからジリジリと糸が(笑)少し不安がよぎるがらちがあきそうもないのでバラシ覚悟で強引にこちらに寄せる。浮きが見えてきても2回3回とヤツも頑張る。やがてその茶色ぽくも紫がかった姿が・・・そして私は確信を持って叫んだ「いかい! いかい! 尾長! 尾長! 」がしかし期待はすぐ裏切られた(笑)それは60aの体色の紛らわしいイスであった。でも有難う。

 その後、また同じ位のヤツがかかるが、針外れでバラシ。Yさんにここを勧め、ワンドの先端へ移動。コマセを20パイくらい撒いて軽い仕掛けの竿1本で始めたが、餌が残る。山元ウキ−G2とタナプロG2に仕掛けを変え、水深が良くわからないが竿2本で始めた。その2投目にまたまたいかい奴が喰った! やり取りの末ウキが見えてきて、あと少しリールを巻いたら姿がというところで、足元の根に付かれてしまった。釣る前にかけてからの足場のイメージを怠っていたのが原因だ。いろいろ試したがどうにもこうにもならないのであきらめて糸を切る。
 Y氏も40オーバーのバリや三の字などコンスタントに竿を曲げている。そして私のバラシから程なくしたころ「いままでの比ではない奴にいきなりのされた」と・・・ 
 またまだ期待のもてる釣り場であったが、2人ともめじな坊主で午後3時に帰路についた(笑)

 

戻る 私の釣果一覧 次へ