仕事の都合で急遽平日が休みとなり天気予報をみると暖かく多少南西が吹くらしいが14日に行く決心をした。前日にお客との接待があったが運転を控えているためビールだけにおさえた。とはいえ注ぎつ注がれつて2本ぐらいは飲んでしまったが帰って風呂に入り4時間寝て2時には自宅を出発した。

ここ2−3回は釣果にも波にも恵まれず半信半疑の単独釣行。不安だらけではあるがまずいつもの33センチのバッカンからヒロ使用？の40センチに変えオキアミ3枚と配合2袋をまぜ多めのコマセを用意。渡船場につくと客は6人。今回はトガリを希望していたが年配者が一人トガリを希望。船長からアドバイスを受け、外道師の好きな大島へ。この日は南西が強く5時45分の出船が7時をまわってしまった。磯に上がってまずはバケツに海水を汲み、水温計をいれて仕掛けを作成。水温14度。悪くはない。まずはＧ3ウキ固定2ヒロ、ハリスはヒロからの試供品の松田スペシャル1.5号。マキエはあまるほどあるので際にドカ撒きし仕掛け投入の2メートル左に2−3発。半分はエサとられるが全くアタリがない。ウキを誘導潮受けにするとショウサイフグがかかってきたがハリス切れ。その後何度かハリがとられ少し沖目に流すと外道師から電話がきた。話してるとベールを軽く押さえていたが竿先にコンコンとアタリがきた。電話を切り、やりとりするがあげってきたのは２３センチのメジナ。目標達成、最近メジナどころかグリ坊の時もあったので嬉しい。水槽用にキープ。その後は反応が
ないので仕掛けを変えウキはこの前買ったshimanoのしぶしぶ設定のBにG3号のガンダマでやや沖目の根の近くをさぐる。2ヒロでも寝掛かりしたりハリが海草のさわりほとんどがシモッたような状況でよくわからない。

そして10時すぎにシモッたような感じでゆらゆらとウキが沈んでかすかにウキが見えるぐらいでアワセをいれた。根掛かりと思ったがクンクンと魚信反応。久しぶりの竿がしなる獲物だが全く余裕がない。竿をたてて適度に強引に巻くが右手前に海草のたっぶり生えた根がありそこにはいられてしまう。引っ張ってもでてこない。マキエをバンバン撒いてかく乱すると5分後ぐらいに魚が動いた。竿を横に傾けて引き上げると魚が見えた。メジナ君でサイズもまあまあ。空気を吸わせタモ入れするが久々のタモでうまく節からでてくれない。相当
もたつきなんとか収まった。メジャーではかると34.5センチ。ポイントゲットならず。残念〜。
同じように沖の根周りを攻めていると30分後に今回の主役と遭遇した。さっきとは違う根周りだがウキのシモリは全く一緒であいかわらずわかりにくい。今回は最後2度ほど際で抵抗したが根につかれる事もなくタモも一発で決まりスムーズにネットインした。ただメジャーをあててビックリ。さっきとかわらないかと思っていたので４０ジャストあった時は心の中でついに『４０アップ達成』と叫んでいた。

その後、潮がだいぶひき、カジメ根も水面からみえはじめたのでハリス1.2号で0号ウキ、1ヒロ固定で沈めていると昼過ぎにミチイトがバリバリを指からはじかれていった。釣れないだろうと油断していてあわててあわせると数秒後にハリス切れ。最後が後味の苦い粉薬のようであった。コマセも底をつき、船長に連絡して13時にあがった。メジナ40、クロダイ50、これで釣り師の仲間入りができたと実感した1日でした。