釣った日 2006年7月23・24日
釣った人 シュウ君、Jパパ、金田
釣った場所 下田地磯
釣れた魚 クロダイ、イサキ、オナガ小メジナ、ネンブツダイ、フグ他
レポート Jパパ

皆に抜け駆けして単独釣行、まあまあの釣果だった事を自首したところ掲示板で叩かれ、このままでは余罪追求のため再逮捕されかねないので、この場の捜査一課長?らしき金田さんを誘い現場検証を兼ねて夜釣りに行くことにした。
18時半に我が家で待ち合わせ、先日次男とおじいちゃんの旅行でもお世話になった金田さんと家族とで10分程雑談した後出発した。メンバーは、金田さん、シュウ、私の3名である。
早朝ではないため、交通渋滞を避け東名沼津ICから天城越えのルートで行く。天城峠のとあるカーブの直前で対向のオートバイがバランスを失いセンターラインを大きく超えてきた。あわてて急ブレーキ停車、オートバイは寸前のところでたて直しそのまま去っていった。ほかの二人とも大きな被害はなし、果たしてこれはラッキーであったのか?「今日の釣行は何かあるな?」などと直ぐに釣りに結びつけてしまう。

翌朝の画像


22時頃に現場に到着した。いつものポイントには先客がいて、帰る準備をしていた。暗い中言葉を交わしていたところ、知り合いの松川さんと判明。餌取りもなくイサキ1匹に終わったとのことである。夜とはいえこの時期に餌取りがいないとは珍しい。「シュウ、餌取りがいないので大きいのが釣れるかもよ」などとここ1、2年は8;2位で完全に彼に負けているのを棚に上げ、先輩面で忠告を与えるのであった。
最初に釣り始めたのがシュウ、いつもながらの早業である。私も釣り始めるが松川さんの言った通り餌が残ってくる。まるで極寒の2月の磯のようである。それでも私には24時までに32、34cmのイサキが釣れ、シュウが私の釣果にあやかろうと接近してきた。
その凄い奴は1時にやって来た。ケミホタルのウキが水中に潜る、水面から30cmくらいのところで止まっている。一呼吸おいてあわせると沖への凄い引きでドラグ付きレバーリールが「ジー・・・・」となる。動きが止まればリールを巻き、反撃にあい糸を出す、これを5分くらい繰り返しただろうか、ようやくケミホタルが水面から出てきた。ここで奴に空気を吸わせ反撃の気力を失わせようと、一気にリールを巻き始めたとたん、奴はこれまでにないほどの強い力で沖に走る、ドラッグが大きな音を立てて鳴き最後は根ズレでハリスが切れてしまった。一体何だったのだろう?1時半頃シュウはついに睡魔に襲われダウン、かつて金田さんが身をもって教えてくれた?平らな石のベッドで寝てしまった。
時刻は2時半、今度はウキがゆっくりと消しこみケミホタルが完全に見えなくなったところであわせる。非常に強い引きで左へどんどん走る、このままではラインが切れてしまうと思い沖に向かってくれることを期待しラインを出すが手前に逃げてしまいまたもや根ズレでしかもウキまで持っていかれてしまった。1分ほどケミホタルが水面から確認出来た。ウキを見ながら「あの時こうすれば」などとタラレバで反省。それにしても一晩でモンスターに2回も出くわすとは・・・大騒ぎをしてシュウを起こす。彼も復帰して釣りに加わった。

シュー君と夏のクロダイ40cm


「今日はオレの勝ちだな、シュウ」と大人気無いことを考えているうちにシュウのウキがもぞもぞしている。完全に消しこまないが水面下ぎりぎりのところで止まっており、迷いながらも小さくあわせた。「いいタイミングであわせるジャン」さらに大きそうな雰囲気である。「ライトを付けて確認しろ」とアドバイス、彼は「クロダイだ!」「本当?イサキじゃないの?」とタモを用意する私であるが、40cmのクロダイである。時刻は3時半。
その後夜が明け木っ端メジナが釣れるようになってきた。それでもシュウが6時半に30cmのメジナを追加し。7時納竿となった。
終わってみればまたしてもシュウに負けてしまった。が、なんとなく夢を与えてくれた釣行であった。この夢の実現のため、しばらく現場検証は続くことであろう。

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