釣った日 2006年5月5日
釣った人 小学生2人、中一1人、大人7人
釣った場所 下田地磯
釣れた魚 クチブトメジナ、ボラ、サンノジ、アイゴ、カワハギ、タコ他
レポート 金田 (画像はJパパさんも提供)

こどもの日に「子供磯釣り教室」を開いてみた。ちょうど釣りに興味を持ち始める頃のお子さん達3名が参加。3人ともそれぞれの体験があったことと思うが、皆さんの協力に感謝いたします。この日の伊豆は人出がいっぱい。磯の横の砂浜は大混雑で、子供達の絶好の遊び場でもある。それも無料でね^^ でもそんな事にも目もくれず黙々と釣り続けていたのが印象的。「そうだ、もっとデカイ獲物を狙え、そしてそいつと竿と糸で格闘してみろ」そんな私の願いは子供達に通じたであろうか・・・

子供にとって、釣りでイメージする魚のサイズは、「ハゼ」「アジ」「キス」ぐらいかもしれないね。でもこの日の海もスリリングであったのだ。35cm程のアイゴ、そして40cmほどのニザダイ(サンノジ)、40cmオーバーのボラ、30cm弱のメジナ、そして姿は見れずとも引きの強い良型と思われる魚のバラシ。そんな魚達と直接出会えるのも、磯釣りならでわのものだと思う。

魚が大きければ大きいほど、子供達には魚の生命が実感できるであろう。そして見えないけれども、海の中の豊富な生き物もイメージできる。そう、ここは自然の水族館であり、その中から狙った獲物に直接触れられる、唯一のフィールドなのだ。そしてその難しさも粘りも、さらには集中力も必要であり付きまとうもの。物が有り余る溢れる現代の中で、ここでは自分の気力と知力と、そして体験で養った感がものを言うのだ。それは人間が古来から持っている自然との闘いでもあり共存でもあるのだろう。

そんな感覚も、トキメキも、ドキドキ感も体験して欲しいのだ。この海を目の前にして、丸1日を全て費やして、無我夢中でね


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