磯釣りも狩りだが、これも狩り →
70キロと25キロ程の2頭が民宿花壇の軒下にぶら下がっていた・・(笑
山を犬とともに駆け巡って、ある時は急な断崖も登るというハードな猪狩りだ。
だが不思議な事にそんな狩りのメンバーさん達に若い人は少なくて、60前後の方達だろうか。身体を動かし山の精気を浴びながら・・・なんとも男らしい狩りである。
そんな獲物にあやかって我々もと思うのだが、我々の持ち物は鉄砲ではなく竿と糸と針・・・・走り回る事はないが案外とハード。海の精気もいただきながら・・・さて?
これは前日に出たクロダイ。
110番さんがしばらく20分ほど磯場を休めてくれた直後に食って来た。
それも捲き餌も2発続けて1度打ったきりで、その後捲き餌もせずに3投目で食って来た。
ふと魚の気持ちになって考えてみると・・・・
魚君「今まで好きなように餌を拾えたのに、しばらく落ちてこないねぇ」
魚君「また落ちてくるを待ってみるか・・・」
魚君「なかなか来ない・・・・イライラする・・・・」
魚君「おおっ、また落ちて来たぞぉ・・・・でも少ないなぁ・・今度こそ」
そんな魚心を察するかのように、ゆっくりゆっくり静かに自然に仕掛けを落としていく。
2ヒロぐらいで少し張ると、食って頂きました。明らかに食い上がってきたクロダイ君です^^
いつ見ても綺麗なクロダイ。だか私の心理戦はハマっているのだろうか・・・・^^
釣り座の遠景です。
さて翌日は違う磯へ、でも西風がめいっぱい強い。
そんなこんなで、またまた磯見学と磯具合を見て周る。
こんな海岸で、のんびり投げ釣りでもしてみたい気分もある。
だけどどうしても磯に乗ってしまうのは、余裕のなさか?
次回 弁当持って、椅子持って、試してみましょう^^
そんな中に何か見っけもんがあるかもしれない・・・・
波で洗われた白砂に、足跡つけてね。
そして風裏の磯へ入る・・・が
吹き降ろすような西風・・・
昼の景色と夕景
まっ、天気が良いだけでも
ありがたいと思いたいね。
のんびり昼前に磯へ入る。相変わらずコンスタントに魚を掛ける休憩中さん
ずっと休んでいれば良いのにね^^
アイゴやイスズミの中に、足裏サイズのメジナも混じる
ただここは生え根がきつく、その先にもえぐれた大きな沈み根が・・・
その根と根の間を攻めるも、掛けた時の覚悟は必要。
もちろん根ずれを覚悟で私はハリス2号で始めた。
私にも30前後のクチブトメジナが釣れだすが、こんな根のきついところ、
久々に全身を使ってスポーツをした気分^^;
根に張り付かないように一気に、それでも張り付かれそうになるとまた
めいっぱい溜めていなす。そんな動きの激しい釣りをしてしまった。
それよりも二人に共通する事は食わせるまでの楽しさにあったかもしれない。
それはそこそこのタナを意識して、ゆっくり自然に仕掛けを落とす事。固定でも重い仕掛けでもダメ。
そんな中でかけた一枚がこれ。
まずまずの納得のいくサイズだった。
もちろん沈んだ生え根の向こうから、ズリズリと擦らせながら上げたもの。それを覚悟で魚を驚かせないようかつ手早く・・・・^^
休憩中さんもほぼ同じサイズを同じような時刻に・・・・
潮時はある。でもまたそれがいつ来るかは解らない。
「久々に座ってられない・・・・・気持ちも身体もアクティブな釣りをしたなぁ・・・・^^」
この日の二人のお持ち帰りの結果です |
|
|