世の中は大変な経済不安の渦中にもかかわらず、冬休みに入った私は相変わらず釣りのことばっかり考えている。嫌なことは忘れて好きなことに思いっきり打ち込むのは精神衛生上良いことであるから、年末も押し迫ったこの時期にでも釣行するのは大切なことである･･････と言うことでレポの2008年を締めくくるべく、シュウと一緒に釣行することにした。今回は西風が強いこともあり、南以外の３方向が岩壁で囲まれており、荒れた日に良く行く某磯へ出かけた。

磯に着いたのは午前８時過ぎ、釣り始めたのは９時ごろである。ここは過去に30cmクラスのメジナを爆釣した経験があるが、この日の海はベタナギ状態であまり釣れる気がしない。右には流れ込みがありその先の岩壁の際が深くなっており、その場所がポイントであることをシュウにアドバイス、彼はそこを集中的に攻める。時折足裏サイズが掛かりさほど退屈はしない。12時頃にやっと30cmクラスのオナガメジナが彼の竿を曲げた。その後同様のサイズを一枚追加、私も同じところを攻めさせてもらい同様のサイズを一枚追加した。ところが13時頃から全くあたりが来なくなってしまった。この時に先日友人が真鶴周辺のゴロタで42cmのメジナを釣ったことを思い出し、そこに行くことに決定。15:00に撤収となった。

師走の道路はやはり混雑しており２時間半掛けてやっと目的の場所へ到着した。すでに暗く非常に強く冷たい風が吹いているが、結局やってみることにした。釣り始めると道糸が風にあおられ当たりが取れない、これを避けるため竿先を水につけるとゴロタ場のため根掛かりするといった最悪のコンディションであった。結局ネンブツダイを多数掛けただけに終わった。
本日の釣果は29〜30cmのオナガメジナ3枚。地磯での釣果としては及第点である。