釣った日 2000年08月28日
お名前 金田和隆
釣った場所 伊豆下田元根
釣れたさかな クロダイ37cm・口太メジナ10cm〜31cm・イサキ34cm・アジ25cm・ムツ・ベラ・フグ
レポート 金田和隆 
 コメント

台風の影響で暑い南風が低い雲と共に入ってくる。湿度も高いが夏の釣りは照り付けられるより楽である。今回は久々の萩田氏と夕刻5時に磯へ入る。まだ明るいうちは木っ端メジナの入れ食いが続く。こんな状況では日が傾くのを待つしかないところだが、ここは日中でもクロダイが狙える所。
左から右へと潮が流れる中で、正面に撒き餌を打つ。しばらく木っ端メジナをその場所から左へ足止め状態で多めにこませる。そして右の潮が効いていない場所へピンポイントで少なめに撒き餌をコントロール。1投目にウキを沈めたのは良型のベラ。ここにはメジナが居ない事を確認した上で、2投目の前に正面へ多めのメジナ用の撒き餌をした後、再度右へピンポイント遠投。
さっきと同じようにややゆっくりとウキが沈む、付け餌はオキアミであるが、この沈み方はクロダイの可能性充分。軽く糸を張ってきいてみると、今までの軽いメジナや小物の感覚とは違ったズッシリとした重みを感じる。軽く合わせたあとのやり取りではクロダイの感覚が伝わってきた。かなり元気だが慌てて強引に寄せる必要はない。竿で溜めてまた竿の向きを変えて魚の動きをできるだけ小範囲にとどめる。水面に姿を見せたのはやはりクロダイであった。
ここのクロダイはいつ見ても奇麗な銀鱗をしている。夏の餌取りの多い中、ちょっとした潮の動きと撒き餌の打ち方やタイミングで釣り上げた獲物は嬉しい限りである。

夕マズメのビッグモンスターは今回現れなかったけれど、夜に入って萩田氏が順調に良型のイサキを上げる。それに混じってメイチダイや小ムツなど嬉しい外道も混じる。私はしばらく大型クロダイを狙ってみたが、8時頃まではほとんど餌が取られないで戻る。いつもならそのあたりで終了だが、再び萩田氏が浮き下を深くしてイサキを追加。続けて口太の30cmオーバーも上げてしまった。私もイサキと口太メジナ追加で9時30分終了。左は2人分です。

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