釣った日 2011年4月3日
釣った人 柿沼さん、倉富さん、金田
釣った場所 南伊豆地磯
釣れた魚 クロダイ、小メジナ、ボラ、フグ
レポート 金田

大震災後3週間。次第になまった身体も沈んだ心も、少し揺り動かしたくなる。
磯釣り入門教室のお客様のご希望もあり、伊豆へ出かけた。
伊豆の道路はいつもより空いている。熱海、伊東、熱川、稲取は、比較的静かであった。
寒桜で有名な伊豆だが、そろそろ他の桜も、綺麗な姿を見せていた。

昨年11月に参加された柿沼さん。
餌を仕入れたときも、熱心に写真を撮られていた。なかなか手っ取り早い情報収集ですね。
誰もが初めての時は何もわからない。そんな時の画像の保管は、とても素晴らしい手法ですね。
私もそんな意味で、ここに使わせていただきました。
配合餌や結び、そしてその他の小道具も画像として保存。
配合餌を。。撮ってみる

上の浮き止め糸の結び方

道糸とハリスの簡単直結8の字結び

さて実釣というと、東の風が強く、なかなか道糸のコントロールが難しい。
初心者にとって、道糸のコントロールと仕掛けを、海中に入れていく動作がなかなか困難ですね。
たまに釣れてくるのはフグばかり。
15時を回った頃、私も竿を出してみた。
そこは風の影響も少なく、潮も弛んでいるポイント。。。それは柿沼さんのポイントの1m横。
しばらくして雰囲気が出てきた。感覚予想か?
案の定、浮きが消えた。


手早くふけを取り、軽く合わせるとズッシリとした感覚。そしてリズミカルに首を振っている。
最初に上がったクロダイは35pほどか。

こんな時、さらに続けて食ってくるのがクロダイかもしれない。
二人してさらに撒き餌を撒き続けて。。。
さらに一枚を追加。
今度は40cmほどの良い型であった。

お客様にも、、、、、来るはず。と思ったが不発。
だがそのあと、巨ボラがお二人に掛かって、おニューの竿の曲げ試しを
堪能できたかもしれない。



優に60pは超えるボラ。
クロダイの動きと似ているボラだが、
ボラの方がはるかに粘りはある。
もちろん大型になるほどパワーは増すが、へこたれる時間が長い。
簡単に海面までは浮かない。
そんな時ほど、腰竿、イナシ、竿の角度、そして膝の使い方、
そんな体験がとても貴重でその積み重ねなのです。
あっという間に浮いてきては、練習になりませんね。


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