一人でご参加の磯釣り教室。天候も良く絶好の釣り日和。道中もご一緒させていただき、とても楽しかった。そして平日なので磯も空いていた。
朝10時頃に下田着、のんびりゆっくり支度を進めてもSさんはそれに気さくに応じていただいた。
それだけで私もとても楽。。。楽というのは釣りに対するお客様の意図が見えてくる。
海は一見穏やかそうだったが、案外と南からのウネリが大きい。
危険なウネリではないし、かえってこの時期は少々荒れていた方が良い。
見るからに魚の活性が高そうに見えた。
だが撒き餌に反応したのは、25pほどの良型のショウサイフグが多数。。。。
ややげんなりだが、これしきで諦めてはいけない。
フグとて魚、それを掛けるもやり取りするも、大切な経験となり得る。
フグを釣るのも難しい。彼らはホバーリング出来るから、居食いをする。
そうなると餌をついばんでいるだけなのでウキにアタリは出ない。。。。
針を飲み込まれて、ハリスだけが戻ってくる。
さて私の針と糸の結びが習得されたでしょうか。。。^^ 役に立ったかと。。。
そこでかなり大きめの針で挑戦していただくと。。。釣れ出すのです。
針はメジナ針ではなく11号真鯛針。
しかしそんな針でもフグは食わなくとも、小メジナは
ちゃんと食ってくれます。
この笑み。。。。Sさんにとっては忘れられない感触。
メジナの感触です。
「こんな小さな口で、こんな針でも食ってくるんですね」と
そしてまたやや大きめのメジナかと思いきや、なかなか
竿が曲がったままで浮いてこない。。。
ここでもカンパチの子供が釣れてしまいました。
25pほどでも引きはとても強い。
夕刻までそこそこの枚数を釣っていただき、
「夜も少し やってみますか」とお声掛けすると、まんざらでもない様子。男の子ですね。
日中に覚えた足場や地形を頭に入れて、危なくない程度にやってみた。
それはまた違った世界で、闇の中にウキだけが光り漂う。
そして掛けていただいたのは。。。
なかなかのサイズのキビレ?
ウロコ模様はイスズミでも、やはりキビレ。
ひょっとして。。。新種か と思うくらい。
さてご本人は。。。さぞかし興奮のやり取りだったかと。
そして立派なイサキも釣りあげていただき。
最後は本命のクロダイを。
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これぞ下田のクロダイですね。
一日の結果として、大満足。
というのも、右手。
しっかりと基本的なロッドの握り方です。
これからは絶えずこんな基本動作を維持していただき、
さらに大物との格闘を期待してしまいます。
釣り方はなかなかの、男前でしたよ。
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