予想以上の西風だった。秒速10m以上はあったはず。
そんな大西は、伊豆の東南海岸では西から吹くのではなく、南南西の方向から吹いてくる。
西伊豆とは違い、伊豆の山々を回り込んで南から吹き付けるかのようだ。
そんな時、釣り座の背後(南から西向き)が山や断崖になっているところがベストなのだが。。。
河津の竜宮島へも降りて、釣り座まで行ってみたが、風が背中を押してくる。
うかつに磯際に立っていると、海へドボンと後ろから押され落ちそうだ。
結果、白浜や河津より南へ行く気力はなく、東伊豆を北へ移動する。
さて・・・熱海まで戻らねばならないのか?
しかし東伊豆町のある海岸線を見ていると、白波が海岸線からかなり離れている。
一度堤防まで行ってみた。「この風なら。。出来る」
そこはかつてテトラ向きで連続バラシを演じたところ。
それ以来のテトラなのだが、倉富さんには平らな堤防で、じっくりラインコントロールとアワセや張りなどを
小メジナだが練習していただいた。
真冬の海それも風裏のベタ凪の海は、見事な透明度だった。しかし撒き餌の反応はすさまじかった。木っ端メジナが海面まで盛り上がる感じ。今が2月とは思えない活性の高さ。
なおかつ、海水面のメジナの波紋は、徐々に大きくなることさえあった。
そこでいろんな撒き餌の打ち方や、それによる魚の反応も実体験していただけたと。。。
夕刻まで釣っていただき、最大足裏サイズだったが、
それはそれ、しっかりとした基本的な釣り方をマスターするには好条件でもあった。
大西の際の東海岸の堤防を選ぶときは、
やや北向きの北向きの海岸線で、山を背にした所を選んでください。
その代表的な堤防は北川堤防や富戸、そして川奈なんですが。。
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