釣った日 2012年1月7日
釣った人 倉富さん、奥山さん、金田
釣った場所 南伊豆地磯
釣れた魚 メジナ、サヨリ、アカメフグ
レポート 金田

またまた初の自分のニュータックルで、海に向かう。
自分のグローブやバット、自分のスキーで思いっきり楽しむ。そんな事と全く同じですね。

今回はお二人で磯釣り入門教室にご参加していただき、ニュータックルで大物を・・・
だが大物はオールドタックルに来た。
なんとも皮肉で残念だが、運もあればいろんな条件が左右するのが磯釣りだ。

幸いにも穏やかな日和で、昼前に着いた時点ではベタ凪で潮は澄んでいた。
それはそれで初めて入る磯だけに好都合。
沈み根も仕掛けの沈み方も視認できるからだ。

海岸寄りで倉富さんが何度もサヨリを掛ける。
「いいねぇ 高級魚」 「いや 私はメジナを釣りたいのです・・・」
前回30オーバーのメジナをゲットしているだけに気持ちはわかります。
でも仕掛けを入れるポイントはなぜかサヨリばかり。針が入っていく前にサヨリが食ってくる。
サラシもそこそこ出ているので、手前から仕掛けを馴染ませたいところだが。。。

沖寄りに入られた奥山さん。彼は何と30年近く鮎釣りをされている鮎のベテランなのだ。
でも磯釣りは初めてでウキフカセも初のチャレンジ。
さて・・・私としてはラインや鈎の話をしても、とても理解力が早く応用力もあって、さらに
大きくゆったりとしたロッドの扱いは、身体で体験されているだけにとてもスムーズだ。
そしてラインの張りを重点にしばらく釣っていただいた。。。

エサ取りもいるようだがさてその魚はなにか。
そうこうしていると奥山さんの竿がしなっていた。「もっと竿を立てても良いですよ」と声をかけ
浮いてきたのは大きなアカメフグ。フグとてこの大きさだから引き味も楽しめる。そして竿の扱いも
なかなかのものだ。
もちろんフグとてしっかりウキにアタリが出たようだ。

その後私も少し竿を出すが、沖の深場で小メジナがポツリポツリ。
だがそんなこんなしていると、また奥山さんの竿が大きくしなっていた。

さて今度はなんだ? とタモを持って近寄ると竿が何度も突っ込まれている。そうなると期待が持てるが、「我慢して」と私の言葉が奥山さんにはしっかり届いていた。
足元で糸を出す、あるいはテンションを緩めるのは、良型メジナには厳禁。だがそんなことも彼は私との話の中でしっかり覚えてくれていたようで、レバーブレーキも一切離さず。。。何とか浮かせたいただいた。

それがこのメジナ。。。
ゆうに45pはある良型いや大型だ。

前回と言い今回と言い、初めての磯釣りで良型以上のメジナとは。。。私も嬉しい限り。

もちろん彼の自宅には過去の30オーバーの鮎も鎮座されているらしいのだが、これはご家族へ、お造りで。。。とお勧めさせていただきました。

磯釣りはどんな大物が来るかわからない。
でもそれは競争でもなく、対価を得る漁でもなく
自然の生き物と、駆け引きの中で出会い格闘するリアルな遊びですね。

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