釣った日 2012年7月23日
釣った人 駒場さん親子、加藤さん、金田
釣った場所 南伊豆地磯、堤防
釣れた魚 クロダイ、ショウサイフグ、イサキ、カイズ、クロアナゴ、メジナ
レポート 金田

夏場は磯釣りには向かない。灼熱の磯での釣りは、目の前を海にしてなかなか忍耐力がいるものだ。
「なんでこんな暑い思いをして・・・それより海へ飛び込みたい」それが正直な気持ち。

しかし、温泉一泊で息子さんが磯釣りを希望されているとあれば、なんとしてでも実施したい。
そこで3時頃から半夜釣りを提案させていただいた。

明るい内に磯へご案内させていただいたが、中潮の上げ5分でもウネリがあって波がかぶってしまう。
そこで思い切って堤防へ。

だがその堤防は、私の中ではなかなかの興味深い堤防で実績もある。
但しその実績の条件は。。。わかる方はわかるかもね。

そんなこんなで、夕刻からお気軽に堤防へ。
「泳げますか?」・・・「はい 充分泳げます」 ワイルドだねぇ^^

なかなかアタリは出なかったが、息子さんのウキに変化が。。。少し沈んで一度浮いてまた沈んだ。
竿を立てる、竿で浮かせる、竿で寄せる。
そんな実践を通して、浮いてきたのは立派なクロダイ。

とっぷり暮れる直前の事だったが、すでにいろんな釣りを経験されている親子、魚の持ち方も様になっている。

今回は夜釣りという事で2号竿を用意させていただいたのだが、やはり重い。そんな中で楽な堤防を選んだのは正解だったかもしれない。私もこの1枚が出たことでホッとしたのも正直な気持ち。

居るのは居るんです、どこの海でもね。



夜10時まで粘ってみたが、お父さんに大型魚らしきバラシと、アカメフグが来ただけ

さてお二人さんには、たまの親子旅行として楽しんでいただけただろうか。
私はこんな笑顔の素敵なお父さんなら、きっと息子さんは磯釣りにハマってくれる? という訳のわからない理屈を感じてしまうのだ。
また行きましょうね、今度は秋にお二人で、もっとライトタックルで^^

そんなこんなでお二人と別れ、私はしばし仮眠後ホームグランドへ入る。

0時は過ぎていただろうか。ひとりで夜釣りなんて、何年振りだろう。
しかしいつものポイントにすでに一人の釣り人が。。。
挨拶をしてすぐ横に入らせていただいた。しばしいろんな話をさせていただいたが、この釣り人、なかなかの経歴の持ち主。元は渓流の餌釣りから始められて今は海がメインにされているらしい。

ただ面白いのは、夜釣りのブッコミだった。それも狙うターゲットはひとつ。。。
あえてそのひとつは言わないことにしよう。それはその彼の目標であり夢であってほしいからだ。

でもその成りは決まっていると思いませんか? 特に足元^^
加藤さんとおっしゃる方だが、とても感の良い方だと思いました。またここでお会いできればいいですね。
我々に共通しているのは、この磯が好きだという事。そしてとてもワイルドで少年の心の持ち主である事だった。
その釣りスタイルが理にかなって感性豊かでね。
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