釣った日 2013年8月11日
釣った人 Yさん親子、金田
釣った場所 東伊豆堤防
釣れた魚 メジナイナダシマアジ、ネンブツダイ、キタマクラ
レポート 金田

真夏の釣りは暑さとの戦い。今年は特に猛暑で、この数日がまた異常な気温だったが、決行。
磯へ普段はクーラーBOXは持っていかない。重いからだ。
今回は初めての海釣りの11歳のY.K君のためにも、容易に入れる堤防を選択。
堤防の波打ち際ではたくさんの人が海水浴をしていたのだが。。。K君はわき目もふらない。

「少し泳いでもいいぞ」と言っても、黙々と堤防の先端を向いて歩く。
まだまだ暑い午後3時、日差しもしっかり残っていた。
今日は泳ぎに来たのではなく、釣りをしに来たのだ・・・
そんな言葉が、彼の口から言わずとも聞こえてくるかのようで。。。

撒き餌やロッドの支度を3人で整え、先客の釣りの様子を、撒き餌だけ持ってお伺い。
海の中を観察するといっぱいいた。
そこで先客に少し撒き餌をして差し上げると、わんさか小メジナが湧いてくる。

なかなか楽しい釣りになりそうだ。
でも先客の世話ばかりして、Yさん親子は竿も持っていない。
先客に釣果が出始めてから。。。ようやくお二人にもロッドを。

小メジナをかけるには時間はかからなかった。
二人とも10pから20pのメジナをかけてくれた。
もちろんオモリは極力打たず、打っても浮きの真下へ。
固定仕掛けで、浅い棚で次々と。。。。

そうこうしているとお父さんに青物のシマアジが。。。
かなり小ぶりだが正真正銘のシマアジ。
そしてまたワカシともイナダとも言えないような青物が続けて・・・
K君にも青物の感触を味わってほしかったが、彼の竿はいたってメジナばかり。

だがそのメジナも徐々にサイズアップしてくる。

今回のK君の最大魚は30pのメジナ。
K君してやったり。。。ですね。

小学校4年と5年はかなり違う。個人差はあるにしても、5年にもなれば集中力が付いてくる。

そんな典型がK君であった。
水も飲まず、ひたすらキャスティングして、何度も竿を曲げていた。

特筆すべきは、K君の竿の溜めが理想的。
私がしつこく言うものだから、20pの小メジナが空を切って飛んでくる。

でもそんな体感が、30pのメジナを見事に浮かしたのかと思われる。
彼の右手はしっかり基本の握り方だ。
それが彼の素晴らしいところ。
基本に忠実で、それを実践している証です。

ついタックルより釣った魚に意識が行きがちだが、
K君は獲物より、釣り方や道具を大切に出来る釣り師だ。

約4時間、お二人で釣った釣果です。

また行きましょうね。
今度は潮の流れを感じながら、いろんな釣り方を
味わって、楽しんで、驚いていただければ。

彼の竿は
4.5mの2号でした。

(この日のブログはこちらへ)





戻る 私の釣果一覧 次へ