釣った日 2013年11月4日
釣った人 内藤さん親子、金田
釣った場所 東伊豆堤防
釣れた魚 メジナ、ペラ、スズメダイ
レポート 金田

とてもお世話になっている内藤さんとは古いお付き合い。
だが釣りで息子さんも含めてご一緒出来るなんて、私も興奮気味。

ハードなお仕事の中、身体を第一にして、下田は須崎のホテルいそかぜで前泊していただいた。

雨模様の予報の中、朝食もゆっくり召し上がっていただき、
出かける頃は雨も上がってきた。
実はお二人とも昨日から風邪気味らしく、私曰く、
「海で夢中になって釣りでもすれば、風邪も治るかも」
という無責任な会話の中、出発。

いきなり磯へは少し重荷なので、ロケーションの良い南伊豆のビーチと堤防を見学に。

雨の曇天から始まった休日だけに、多々戸浜の人影も少なかったが、釣りにはもってこいの日和・・・となるかどうか。

父子という関係を自分の身に置き換えれば、「この時期にしかできること、この時期だからできること・・」と振りかえざるを得ない。
そんな意味で、何でも良いから同じ時間を空間を共有していること自体、「やるなら 今でしょ」を実践されているのだと思う。


さて我々3人は、これから吹くかもしれない西風を考慮して、下田を離れ東伊豆まで戻ってみた。

初めての竿、リール、オキアミという餌、そして初めてのフィールド。。。何もかもはじめてだらけだ。
そんなお二人に、前夜に部屋でレクチャーもさせていただいたが、そこは実際に長い竿を持って、ウキを飛ばすことは、なかなか難しいものだと思う。
しかし、そこはR君、何度間違っても、アドバイスするほどに慣れて習得していく。
そして海を怖がらず、堤防の淵に立っても動じなかった。
「なかなか度胸があるじゃない」と思った次第。
さらに次の画像を見てわかるように、R君はほとんど一度も竿を堤防に降ろさなかった。そうなんです、餌を付ける時もずっと私の指示どおり、肘と脇で竿を抱えて、両手が使えるようにしていたのだ。5年生って、すでに我慢強いことを実感する。

長い磯竿を操れるなんて、カッコいいよね・・・・

きっと彼は、これからも海と仲良くなれるかもしれない。
そんな予感もさせる雰囲気なのだ。

だがお父さんにも彼にも、木っ葉メジナとスズメダイの猛攻の中で、アタリを取る以前に餌は食われてしまう始末。
そこでの作戦はあっても、なかなかそれを実施するまでの余裕はない。
救われたのは、何度も何度も繰り返す手返しの練習にはなったかと。。。

私が彼の竿を持って、釣ったスズメダイと記念撮影。
彼もあっと言う間に大きくなるだろう。その間に今しか得られないものをいっぱい感じて欲しいと思う。
しばらく自分だけで釣ってもらった時「さっき当たったんだよ・・・アタリがあったんだよ」とひとりごとのようにつぶやく。

男ですねぇ
悔しさも楽しさも、怖さも辛さも、いっぱい感じて、また行こうね。

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