今日は「磯釣り入門コース」で１０名のお客様との釣りレポートです｡
皆さんほとんどが磯釣りは未経験ですが、渓流や投げ釣りの経験があったり、今後磯釣りに興味のある方々ばかり参加して頂きました｡
好きこそものの上手なれとはよく言ったもので、皆さんの竿さばきも、時間を追って上達、撒き餌も意欲的にかつ戦略的に？撒いて、釣果もそこそに楽しく磯釣りを体験して頂きました｡

この日は前日の雨とは打って変って天気もよく、気候もベストな状態でした｡上の写真は徐々に大型魚と格闘し始めたり、サンノジを見事に釣り上げたり、とても賑やかでした｡ただ、本命のクロダイは出ませんでしたが、上の写真の大きさの魚を初磯釣り体験で釣り上げられるのは、とてもラッキーです｡きっとこの竿の感触や釣り上げた時の嬉しさは、童心に帰って夢中で格闘された感覚となって、永く記憶に留められる事かと思います｡

今回は人数が１０名なので、２個所の磯へ分かれて実施しました｡但しそこは向かい合った磯で、表情こそ見えないが相手を注視していればその釣果はおのずとわかる。しかし、そんな余裕は皆さんにはなかったようです｡つまり釣りとは回りに左右されないで、一人黙々と試行錯誤の中、ウキを見つめて海と対話するゲームなのです｡上の写真は良型のボラとサンノジを釣り上げられた写真ですが、やはりすぐ隣でこんな魚を釣られると・・・・どうもプレッシャーがかかるのはごく当たり前と言えば・・・・・・
そんな中、上右のSリーダーが講習終了間際に、また大きく竿を曲げているではありませんか。少し沖で掛けて、かなり足元まで寄せてきました｡きっとその前のサンノジの扱いが参考になっていらっしゃったのでしょう、かなり溜めもしっかりしていて慌ててもいませんでしたが、足元の根の上で反転、その根の入ってしまいその後しばらく待ちましたが出ませんでした｡水面まで１メートルのところで確認したのは銀色に輝く大型魚でしたが、おそらくクロダイに違いありません。う〜ん残念。すみません、もったいなかったですね。次回リベンジということでご勘弁ください｡
磯釣りは運も釣果に繋がる要素ではありますが、やはり長い目で見ると、それなりの技量を持ち合わせていない限り、釣果には恵まれないものです。しかしぜひこれからもすがすがしくきれいな海を目の前において、リフレッシュ＆リラクゼーションを味わいながら、自分に勝てる釣りを続けてください｡お疲れ様でした｡

おまけです｡
この日、ガイドの佐山氏がついに地磯のモンスターを釣り上げました。
60cmにわずか満たない大型ですが、イスズミという魚です｡メジナとよく似ていますが、力も強くすごくパワフルで、メジナと習性がよく似ています｡通常のタックルではバランスが悪くいつもばらしていますが、今回はモンスター用のタックルで臨んで大正解｡もしこれがメジナであれば、記録的な釣果でしたね。

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