釣った日 2016年6月5日
釣った人 Oさん、Kさん、金田
釣った場所 南伊豆地磯
釣れた魚 メジナ、イサキ、カサゴ、ショウサイフグ
レポート 金田

磯は静岡の南伊豆。昨日入梅が発表されたばかりだが、幸いにも午後に雨は降らなかった。
大潮の干潮時に磯へ入ったが、べた凪でフグの猛攻もあり釣れる気配がない。
さらに猛烈な当て潮でまたまた釣りにくい。
ということでしばし反対側で潮下に向かってクロダイ狙い。。。だが不発

フグのいる所と案外少ない所、探せばあるもので、できるだけフグの少ないポイントで実釣開始。
または当て潮が変化するポイントも、潮が上げてくるほどに変わってきた。
同じポイントでずっと釣るのではなく、いろんな箇所でサラシや潮の動きの変化を捉えたいものだ。

ポツポツと足裏サイズのメジナを掛けていただく中で、Oさんに良型のイサキが来た。
沖磯ならまだしも真昼間の地磯に良型のイサキは珍しい。
OさんKさんお二人はいつも堤防で釣ってらしたようだが、このイサキにOさんも興奮気味。

初めての磯でロケーションも気持ちよく気候も涼しく。
そんな中で左画像の30センチオーバーのメジナも。

この笑顔は、堤防で「何か釣れるだろう」という待ちの釣りではなく、潮の流れの中で戦略を立てて釣り上げた一枚となったに違いないはず。

誰でも釣りはできる。だがその方法によってはつまらない釣りにもなりかねない。
どうせ釣るなら「魚の身になって」釣り上げることが大切かもしれない。

夕間詰にKさんにもイサキが来た。
しかしお二人さんとも大きなメジナであろうと想像できるバラシが1回ずつ。
でもそれはそれ、そんな大型魚の感触を身でもって体感して少しずつ経験値が上がっていくというものだ。
繊細で技のいるこの磯釣り、バラシてなんぼですね。

気持ちのいい磯で約6時間ほどの体験は、きっと次のステージへ向かわせるエネルギーとなったに違いないはず。

魚を欲しがる釣り師ではなく、釣りを楽しめる釣り師となってこれからもワクワクしていただきたいですね。

 

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