GWも終わり5月半ばの磯釣りはおもしろい。
人出も少なく、天候も良い時は晴れて乾燥している。まだブヨ等の虫もいない清々しい新緑の季節。
さらに乗っ込み(産卵)時期でもあり、水温も今年は依然18度台だろうか。
それは餌取り魚も少なく大型が狙え、一年の内でもまだまだ期待ができるのだが。
ただここのフグの猛攻は相変わらずで、いかにフグをかわすか、
またフグのいない時合いに集中するかだ。
昼から釣り始めるも足元では良型魚の姿もチラホラ。
だがそれらを狙うもなかなか食ってくれなかった。もちろん中には良型のサンノジも確認できたが
メジナらしきも混じっていた。
ポイントを変えるも、左の程度のメジナが数枚。
「これとはちゃうんよ」と思いながら粘ってみた。
夕間詰めも期待したが案外と静かでアタリなし。
20時までの釣行と決めていたのだが、
そのちょうど20時頃に来た。
110さんのポイントはほぼ同じ一つのポイント。
昼から夜まで昼寝を挟みながら同じところを攻めていた。
私もすでに帰り支度をしていたのだが、小潮の半月に照らされて浮いてきたのは良型のメジナだった。
粘った甲斐があったというもの。
でっぷりとしたクチブトで雄だった。
昼も夜もフグばかりなのだが、そんな中で諦めずに攻め続けて、これだけの良型を1枚上げることで納得し満足できる。
でもそれを体験することで、フグ対応もおのずと体得するものだ。
110さんにとってはそんな意味で新たな釣り方を習得できたのかもしれない。
計測してみると43.5pはあった。
自己新記録・・・おめでとうございます。
また今どきスーパーでも魚は高い。
しかしこんな美味しくて大きな魚なら、魚好きな奥さんやお子さんにも、嬉しいお土産となる。
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