釣った日 2017年3月18日
釣った人 井出さん
釣った場所 南伊豆地磯
釣れた魚 メジナ、ショウサイフグ、クサフグ
レポート 金田

1日の前半を使っての釣行となった。
前回2月には強風のためウネリも大きく、まともな釣りは出来なかったが、今回は比較的穏やかな海だった。

3連休の初日の土曜だが、まだ磯釣り客は少なく空いていた。
当然海水温は最低ランクの14℃台となれば、地磯は厳しいとなるのが定説。
朝早く入ってみたが、案外とウネリが残りサラシや払い出しが強く、これまた難しいかと思われたが、
案外と早朝時はアタリがあった。

明確なアタリは4度ほどだったろうか、その中の1回は20pほどのショウサイフグ。
だがその中の1回はクロダイであった。

ウキのアタリと合わせタイミング、そして合わせる際に出ているラインの長さや合わせの方向、いずれも大切なことだが、井出さんの竿はしっかり曲がって、なんとかうまくいった。針掛かりは見事にカンヌキに掛かっていた。
やり取りに関してはかなり慌てた様子で、足元へ突っ込まれたがなんとか強引に抜きあげてしまった。
クロダイの37p・・・チョット危ない抜きあげ方だが、やはりかかっていた部位のお陰かもしれない。

何事も経験の積み重ねが身になっていく。このやり取りがひとつの体験だとすれば、それは貴重なものとなるだろう。ハリスは根ズレでかなり痛んでいた。
長い竿を持って、全身で魚とのやり合うのが日本の磯釣り。それは相手の魚をいかにいなして、怒らせずにソフトに取り込んでいくかがこの釣りの妙味でもある。

ご本人も初めての40クラスのクロダイだっただけに、大変喜んでおられた。。
低水温期でも魚はしっかりといるのです。その魚がどれだけ口を使うか、また使わせるかが勝負。
フグもいて鈎も取られるが時には刺し餌が全く取られない時間帯もあった。
そんな低水温期に、じっくりと意図を持って辛抱強く攻められるかが重要かと。
私もやや沖の根回りを丹念に探ってみた・・・が
1.2号のハリスをぶち切られた。
食わせるまでが大事か、食わせた後のやり取りが重要か。。。とにかく磯釣りは面白い。ただかなりの大物がいたであろうことを想像して、昼過ぎには磯を出た。

 

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