釣った日 2017年2月11・12日
釣った人 Iさん
Tさん親子、金田
釣った場所 南伊豆地磯
釣れた魚 メジナ、アイゴ
レポート 金田

この日の前日にも南伊豆でIさんと磯釣り入門教室を実施。
だが大西が吹いてなかなか厳しい海況だった。
とにかく南伊豆の磯を体験してもらいたく、風を背にした地磯へ。海はウネリも高く底荒れもあり厳しかった。
真冬の底荒れはしんどいのだが、その中で40pクラスのサンノジが1枚とクサフグのみ。
しかしIさんにとって、初めての南伊豆地磯の雰囲気は高評価であった。

その翌日まだウネリも残り、風もままならないと判断。
風裏の東伊豆の磯を下見しながら、既に朝の8時半頃だったが、たまたま磯が空いていたので思い切って、ここで・・・

向かいの伊豆大島の上にはポッカリ積雲が。
その三原山も冠雪が見える。おそらく寒気による雲だろうがこの日も降雪らしい雰囲気だ。

そんな気象条件なのだが磯場は風を感じないポイント。
それだけでもありがたいのだが、さて海の中はどうだろう。

足元に撒き餌をするとネンブツダイらしきエサ取りが寄ってくる。ここの定番であるエサ取り達だ。
刺し餌はやはりエサ取り達に食われてしまうが、針まで取られることはない。

そうこうしている内にTさんの竿が曲がった。
Tさんは一番ゴロタ寄りのポイントだったが、上がってきたのは30pほどのメジナ。
そしてその後コンスタントに良型のメジナをゲット。最大は39pはあっただろうか、40pには届かないまでも35p前後で合計10枚弱のメジナを掛けて全て釣り上げられるのは、またとない良い練習となったはず。

 

 

そしてできるだけ自分でタモを使って取り込むことも、何度も体験していただいた。
いつ切れるか外れるかわからない良型の強い魚であるだけに、時間との勝負でもあり誰かをあてにするよりも、出来るだけに一人で魚を取り込むことも大切。

とは言えTさんパパにはなかなかアタリが来ない。同じ磯場だがその距離10mもないポイントの違いなのになんとも解せない。その後Tさんの立ち位置で試してもらったところ、やはりメジナが来た。そして良型のアイゴも。

冬はメジナのシーズンと言われるが、まさにそれを実感していただいた格好だ。エサ取りはいるもののたまに刺し餌も戻る状態で、これだけの型物が出るのは高水温期ではほとんどない。

磯場を選ぶ中で最も大切なのは風である。もちろん波のウネリや潮位のことも頭に入れて、磯を選択するかだ。今回はたまたまであったかもしれないが、逆に言えば、たまたま釣れない日もあるのです。

 

戻る 私の釣果一覧 次へ