2019.09.26

南伊豆堤防

メジナ、クロダイ、ヘダイ、イサキ、サンノジ、
サンバソウ、フグ、

南伊豆へ宿の下見を兼ねて釣りへ。
釣りを兼ねて下見へ・・・どちらとも言えないが、下見は必須であったのは間違いない。
木曜ということもあって狙った堤防はひっそりしていた。
午後からのんびりと竿を出す。
しばらくは小気味よい引きで、小メジナやサンバソウが竿を曲げてくれる。
そんな中にやや良サイズのメジナも上まで浮いて餌を捕食。
それを見ていると、捕食した後それらのメジナがどこへ戻っていくかがよくわかる。
一見して小さな根だが、その根が狙い目であることも確認して。
だが上まで浮いてくるメジナは、そう長くは同じパターンを繰り返すことはない。
魚の生態、捕食行動も面白いもので、一時のチャンスをいかにものにするかだと。
餌を蒔く、仕掛けを入れる、その入れ方や潮の向きも考えて・・・それが磯釣りの妙味でもある。

上の画像はクロダイの若魚。
やや青みががった色と綺麗な銀鱗が、この海の透明度と砂地の多さを
反映しているのだろう。


 

ボラは表層で撒き餌を捕食するが、ウキの色にも反応する。
赤や黄色や蛍光グリーンにも好んで寄ってくる。
50数年前に とてつもなく長く太い竹竿で、
カッタクリ鈎の上にいろんなカラフルな色のビニールを付けた
ボラ釣りをよく見かけたものだ。
このお腹がでっぷりとした50cm強のボラのお腹には、きっとカラスミも入っていただろう。


35cmほどのメジナやヘダイも交じって、いよいよ夕間詰へ。
西日は山に隠れてしばらくしたころ、イサキが入れ食いに。
40分ほどで約10枚はあっただろうか。

浅い堤防なのだが、大潮の満潮時を狙っての釣果でもある。
日取りと時間取り、そして場所と天候を選びさえできれば、
腕が筋肉痛になるほどの楽しい釣りができます。

レポート 金田

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