釣った日 2001年5月13日  
釣り人 萩田ガイド、金田
釣った場所 下田地磯
釣れたさかな メジナ・イサキ・サンノジ・カサゴ・アカメフグ・カワハギ・イスズミ(ばらし)・アイゴ他
レポート 金田 
3日程前から伊豆半島周りでも水温が18.9度へ急上昇。餌取り(中小魚)が多い中、夕マズメにかけて期待した。1週間ほど前は餌取りもいなかったのに、今回は海もようやく春状態かな?もう一週間この変化が早ければ、前回の講習会の皆さんももっと楽しめたのにね。午前の講習には大したアタリがなかったが、手のひらサイズのメジナで楽しまれた様子。アタリは頻繁に出るようになり、釣り人も絶えず期待感が続く釣りであった。

休憩後15時頃からプライベートで再開。休憩中しばらく撒き餌をしなかったポイントを攻める。
案の定ゆっくりと沈んだウキに合わせを入れると強烈な引きで大物の気配。
しかし、あっという間にまっすぐ沖へ走られてしまい、ハリスのチモトでプッツリ。ハリスは1.5号を使用。
また、萩田ガイドはサンノジ(ニザダイ)の良型
をかけて楽しんでいる。(写真)
その後しばらく小康状態が続くが、大きな変化が5時頃からやってきた。ゆっくりとした潮の流れが左右逆になった頃だろうか、ウキが目にも止まらぬ速さで水中へ。木っ端メジナの時もスパッとウキが入るが、この時は一見して大型魚であると判断。慌てて糸ふけ
を取って合わせると明らかに大型の感触、すると一気に左の足元へ。何とか竿で溜めてこらえるも限界に近いしなりだろうか。これをこらえてホッとも出来ず、さらに右への足元へのえぐれへ一直線。これも竿が折れること覚悟でこらえる。
魚の気持ちになれば、「取られてたまるか」と思い精一杯の力なのだろうが、数分後一瞬水面まで姿を見せた。我々二人は顔を見合わせ???? というのもデカイのだが、本命(メジナやクロダイ)でないことを暗黙の中で確認(笑)その後しばらくやり取りの末何とか魚名を明らかにすべく・・・浮かせた。
それはイスズミ。それも軽く50cmオーバーで太った見事な魚体であった。そのイスズミ君はその直後ハリス切れで自由な身となられたが、ちなみにこのバラシのタックルはインナー竿1.2号・道糸2.5号・ハリス2.5号・ハリ南方グレ8号である。この日2回目のバラシ・・・・・
その後同じポイントを攻めつづける。こんな日(夕マズメ前が小康状態で、また日のあるうちに大型魚がきた場合)はバラシ地点で再度狙えるのだ。
日中のバラシはなかなか難しいところだが、徐々に日没へ近づくにつれ期待感が膨らむ・・のだが、まさか
10分もしないうちにウキが海に沈むとは思っていなかった。慌てたがレバーブレーキのロックの解除を遂行する1.5秒の間に竿はのされてしまい、ウキ下の道糸部分で切れていた。道糸に傷があった可能性もあるが・・・無念。3回目のバラシ。

もうこうなると、記憶の中の順序は極めてあてにならなくなる。おそらく30分もしないうちに先ほどと同じように、静かにウキが入った。今度こそはとブレーキロックを確認の上で合わせる。
この日一番のスピード(とにかく速かった)であっという間に50m沖へ走られる。竿で溜めはできるが、それ以上何も出来ない状態が続く。寄せが出来ないのだ。糸もかなり出ている状態で、このままフリーにしても下巻きまで出てしまうことは明らかだった。
それから勝負にならない勝負を試みるも、相手がこちら側に向かせることもままならない。数分後ハリ上20cmほどでハリス切れ。回収してみるとハリスの下から30cm程が根ずれでズタズタであった。4回目のバラシ〜(トホホ・・)

さて今の4回目は70cm以上の真鯛の可能性もあった・・・が、1メートル以上の鮫という声も傍から・・・・。

何でもええけど、腕もだるいし、心もなえる。
その後、5回目のバラシチャンスがあったが、なんとか取り込んだのは40cm弱の良型イサキで終了。
今年初めての地磯でのイサキであったことをお知らせします。
萩田氏もイサキを2枚追加して終了。
二人して「お疲れさんでしたぁ」


「おまけ」
さて下の写真はなんでしょう

写真上の右は海草ですが左は?

写真左は海草では有りません。

写真右はわかるでしょう

皆動物で
生きているんだよ。


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答えは次回へ

 

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