レポ７

釣った日	2000年03月20日
お名前	金田
釣った場所	下田　田牛港
釣れたさかな	オナガメジナ・クチブトメジナ
魚の大きさ	オナガメジナ25cm１枚、クチブトメジナ25cm前後５枚、 31cm１枚
コメント	一日のんびりと釣りというわけではなく、実際竿を出せたのは午後2時半から６時頃まででした。この日は取材も兼ねて、馴染みの宿や新しい施設を廻ってからの釣りとなった。港の南側のテトラは以前に出てきたように、そこそこ楽しめるところである。すでに釣りから上がってきた人たちが、港で魚のはらわたやウロコを落としていたので話しを聞いてみた。釣果はメジナの３０強を含めちょうど食べ頃の２０cm台を数枚といったところで、風の影響で釣り辛くなったのでもう上がったとのこと。しかし、ちょうどその時から風が収まりはじめた。テトラに立つと案外うねりが大きく、徐々に大潮の上げ潮に当たるため低いところは要注意である。タナは浅く１ヒロ固定から初めて、スパッとウキが入るまでそう時間はかからなかった。１枚目はオナガメジナで元気が良い。その後ややタナを落としてクチブト狙いで探っていると、ウキは沈むのだが針掛かりしない。今度は針を小さくして釣れてきたのはやはりクチブトの27cmだった。そうなると更にデカイことを考えるのだが、久々の釣りなので、しばらく同じクラス狙いで同じパーターンで攻めてみる。そして気持ちよく竿を曲げてくるやや大きいかなと思われるメジナらしきを掛け、ここで油断をすると足下の入り組んだ沈みテトラの中へ簡単に入られてしまうため、注意しているつもりでもやはり張り付かれてしまった。すかさず竿の曲がりを緩めて軽いテンションで数秒待つとキッチリ相手は動き出したのである。後は一切糸を出さず強気の勝負で、上がってきたのは３０cm強の太ったクチブトメジナであった。思わず美味しそうなので持ち帰ろうかと思ったが、今日はお彼岸なのでリリース。数時間でこれくらいの釣果があると、「磯釣りコース」のお客様も充分楽しめるのだが、当方としてはテトラでの講習は禁止となっています。まずは足下が安全な所で、じっくり講習を受けてみてください。そうすれば今度は自分でチャレンジできるかもしませんね。金田。