写真の彼はまだ高校を卒業したばかり｡しかし、ルアーにかけては私などは足元にも及ばないルアーマンである｡すでにバスはもちろん、60cmオーバーのスズキの実績もある｡またこの歳で釣りに関する理論もしっかりしていて、この4月からはフィッシングカレッジなるのもへの進学も決まっているのだ｡ そんな釣りマニアの彼を今回は磯釣りへご案内してみた｡車中ではためになるルアー話も弾み、夜明けの地磯へ｡この日の気象予報が、午後次第に風強しであったため早朝から出来るところまでやってみようという魂胆だが、祝日ということもあり人では少なめで先客

は３名の叔父さまのみ。その叔父様たちから開始早々から派手な歓声が｡お見事なカワハギ釣りで次々と良型のカワハギを上げていた｡あとでご挨拶に行くとなかなか楽しいお仲間３人組でやはり釣りをしている間は皆楽しそう｡叔父様もまるで子供みたいな表情で楽しんでおられた｡ 今回は我愚息も一緒で、今日こそは息子にもスリリングな釣りをさせてやりたいと思ったのだが、朝まずめはさっぱりであった｡木っ端メジナの姿はチラホラ見えたのだが、その後ショウサイフグに入れ替わり、３人共沈黙｡潮も当て潮が続き、唯一釣れたのは、初磯釣りのとちの氏のみで２５cmほどの良型ショウサイであった｡

その後予報通り風が徐々に強くなり磯を移動｡そこで息子がサラシの中で足裏サイズメジナと格闘（笑）(写真)｡少しはメジナの楽しさを身体で感じられたかな？といったところか｡

そして風が更に強くなった１３時に磯釣り終了｡ 稲取温泉「東海ホテル」でひとふろ頂いたが、その時点で風は強風に変わり、早く引き上げてきたことに一安心｡とても心地よ いお湯でした｡私は花粉症なので露天は遠慮しましたが、２人は強風の中、海を見下ろす露天風呂でのんびり｡帰路も満開の花見を堪能しながらでしたが、やはり寒桜と違ってソメイヨシノの古木並木（川奈あたり）は桜のトンネルで素晴らしかった｡