釣った日 2002年06月08・09日  
 釣った人 渡辺氏、金田
釣った場所 南房総白浜
釣れたさかな 口太メジナ、尾長メジナ、アジ、タカノハダイ、クサフグ
レポート 金田
久々の?磯釣りでもあるが、今回は場所も東へ房総半島の最南端へ、旅行会社のビジネスも含め車を走らせた。

午後からの出発だがアクアラインは相変わらず快調そのもの。木更津より2時間の行程だが寄り道をしてしまった。木更津が実家である同行者渡辺氏の助言で館山にある木村ピーナッツさんへ立ち寄り、オッサン二人でピーナッツソフトクリームを食べた。(笑)
この木村ピーナッツは知る人ぞ知るピーナッツ会社で全国ブランドのお店。いろんな展覧会や物産展などにも数多く出点している。手むきピーナッツからソフトクリームまで南京豆の専門店で、ここのオバサンいやおかあさんがとても気さくで楽しい(写真)。これも絶えず外向きの営業展開をしているがゆえの明るさか?ピーナッツソフト(\300)美味しくいただき、釣れない時の代用品(ピーナッツ)?もちゃんと仕入れたが、館山経由の際は是非立ち寄ってみて下さい。
そんなわけで白浜への到着は16時となり、この日はおとなしく根本漁港の外堤防へ。ここの堤防は通常の歩いて入れる堤防の約10メートル東側にもう一本の外堤防があるのです。そこへはいくら何でもロングジャンプできませんが、本来の堤防先端の低いテトラから入れるようになっています。ただしウネリの高い時や大潮の上げいっぱいではつらいし、絶えず濡れているようなテトラなのでできれば自粛された方がいいでしょう。

さて夕まず目時のクロダイ狙いで望んだが、予想通り木っ端メジナがワンサカ沸いてくる。撒き餌と投入ポイントをいろいろ変化させてみるとタカノハダイ
がきた。ま、何でも釣れればいいじゃないと思いながら、ウキのアタリを楽しみながら約1ヒロ半の棚で攻める。もっと深くしたいが海草の足が長いのかすぐに根掛かり状態。しかしそんな中でも根掛かりバラシが一回。かなりの手応えがアタリの後あったが、敢えなく海草の中へ。10分粘ってみたが出てこずじまいに終わってしまった。
同行の渡辺氏も見事なテトラバラシ。テトラ越しの位置だったので、良型メジナらしき魚に突っ込まれたみたい。う〜ん残念!

眠いけど翌日の朝4時半にまた同じ根本港へ出撃するもすでに先端ポイント

は先客があり、短い堤防の先端へはいる。やはりテトラの外向きよりは水深はあるがここも木っ端メジナの活性が高い。テトラよりは何かおとなしい雰囲気もあったが、付け餌はそう永くはもたなかった。そこで逆にハリス50pで沸いてくる正体不明に絞って狙うと、元気のいい25pの尾長がきてしまった。このクラスで遊ぶには楽しいが。
この時期のクロダイはなかなか釣りづらいが、かえってこの港の入り口から港内にかけての方がいいかもしれない。やはり春のノッコミ期かまたは秋冬に期待したい。

さて今回の南房総白浜の目的はあと一つ、「リゾートイン白浜」への視察であった。同行の渡辺氏も同じ旅行エージェントで、彼の紹介で1泊泊めさせていただいた。我々のチェックインは20時だが、さっさと入浴後
レストランへ。今回は当サイトでも取り上げている「リゾートイン15周年企画」http://www1.neweb.ne.jp/wb/pst/dome/resortinn2002.htmのチェック。平日4名様1室ならお一人\9,900で伊勢海老2尾付きという格安で豪勢な企画である。温泉こそないが野島崎灯台に近く、ホテル前は全室オーシャンビュー。和室から洋室まで対応でき、宴会場も複数備えている。
私自身も房総より伊豆の方がはるかに利用回数は多いのであるが、それは温泉の存在と距離の問題だ。しかしこのホテルには温泉に負けないだけの努力があった。料理を頂くにしてもその味付けや素材もすばらしい。館こそ新装開店ではないが4階建で使い勝手も良い。いろんな宿に宿泊しているがいくらハード面で立派でも従業員の顔が死んでいてはお客様の気分も沈みがち。このリゾートインの仲居さんからレストランボーイまで皆が気持ちよく笑顔で挨拶してくれる。こちらが少し声をかけようものならすぐに反応が返ってくる。これからはただ泊まるというホテルではなく個々のゲストが目的を持って旅をするパターンが増えてくるだろう。せっかくの旅で最も重要なのは旅先でのヒューマンコミュニケーションである。宿の従業員とてその一員とならないわけではないのだ。
リーズナブルで内容のある料理とある程度わがままが言えるホスピタリティーは温泉に勝るとも劣らない立派なものであった。夕食時もすでに21時を回り、ここのフロントマン中村氏も交えて食後のひとときを過ごす。彼も若いが一生懸命さが伝わってくる。またここの支配人も後で合流して飲み会が始まった。彼も若くとにかく前向きで格好がいい。格好はその人の単なる表現にとどまらず前向きな姿勢そのものだ。とにかく伊豆に欠けているものがここにあったように思うのは私だけだろうか。

アワビはプラス\3,000
だが焼いても刺身でも
いただける

真ん中が高島似の
田中支配人
左サイドは土屋さん
右が中村さん

皆若くてはつらつと
しています

伊勢海老2尾のうちの
お造り

これは伊勢海老の
がら雑炊
みそ汁と雑炊の
2種類が選べます
う〜ん
美味かった

 

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