本日のテーマ 冬は寒いのが当たり前??でも最後は暖かいものを。(なんのこっちゃ?)
釣った日 2002年11月30日  
 釣った人 渡辺さん、金田
釣った場所 伊豆下田地磯
釣れたさかな メジナ、小ムツ、カワハギ、ショウサイフグ、アカメフグ他
レポート 金田

3週ぶりの下田地磯だが、なぜか今年は異常に寒い。この分では12月は暖かいかな?
地磯釣行は気まぐれ釣行で、どこでなにが釣れようが釣れまいがおかまいなし。釣れなきゃ堤防にも入れば、テトラにも乗る。はたまた車内でも十分な仮眠も取れる。そんな気ままな釣行が好きなのだが、同行者のなべちゃんはそうはいかない。「今日もクロダイを」と意気込むのだが、果たして結果が出るか。

我々のホームグランドも最近は常連さんが多い。いや我々以上に通い続けている方々もいらっしゃる(笑)。それだけ皆が美味しい思いをしているのだろうが、磯にテントまで持ち込んで夜釣りを続けられるカップルも出るほどになると、こちらとしても新たなフィッシングポイントを開拓せざる得ない。といっても、同じ磯なんだが(笑)。

風は西から北向きにやや強い。朝間詰を期待するが当初当て潮気味だった潮が上り潮に変わる。
だがウネリも多少大きく、このサラシが邪魔だ。通常ならサラシに潜らせたいところだが、この寒さでは魚の活性も...。そこで磯際を狙いたいがこのポイントの磯際は生え根で辛い。かといって沖を流そうとするが撒き餌のバランスが悪く、風も向かい風で遠投もままならない。基本はメジナだったが次第にターゲットはクロダイに変更となる(笑)。

その間掛けたのは、小ムツに良型のアカメらしきバラシ1回のみ。日が昇る前に戦意喪失か。やはり新たなポイント設定は見事玉砕とあいなってしまい、結局8時まで粘って車内で大仮眠。なべちゃんがんばってねと言い残し、車へ戻ってしまった。

3時間後に戻ってみると、やはり相変わらずの貧果。少しは暖かくなってきた中でも風は強かった。
朝とは違っていろんな方々が磯へ入っている。ほとんどが挨拶すると気前よく話に乗ってくれるのは
ここの特徴か?また、馴染みの常連さんとも釣れない話が弾む(笑)。しかしそんなこんなしている暇はない。冬の夕間詰はあっという間にやってくるのだ。

今度はやや早い下り潮。風と同じ向きなので、やや沈めながら固定仕掛けで撒き餌と一緒に流す。
この流れではクロダイは少々辛い。ウキが見えなくなるまで止めたり沈めたり。それを夕間詰まで繰り返す。久々に当たったのはクチブトメジナの20cm。でもかなりの底で食わせた1枚は手元でアタリを取ったもの。少し嬉しい(笑)。その後続くかと思いきやまたも沈黙。かなり暗くなって今度はオナガメジナの20cm強。これも底すれすれかと思われるが、この時間で少し期待が膨らむ。だがそれ以上のメジナは来なかった。

なべちゃんは1点集中で粘ってみたが、30cmクラスのアカメと良型のカワハギぐらいかな?とにかくフグ類も多かった。
結局、今日のお土産はたいした物はなかったのだが、ちょうどお昼に1人で来られていた方が大きなブダイと格闘している時に遭遇。傍によって「なかなかいいじゃないですか」と声をかけたところ、「要りますか?」との答えに即「頂きます」と言ってしまった(笑)。40cmは超えていた。

これで渡辺家も金田家もまともなお土産確保で、半身ずつに分けてお持ち帰り頂いた。私は翌日にその半身を「なめろう」初チャレンジでというより、叩いたのは息子だったが、仕上がりは上々で家族に馬鹿受け。特に酒の当てでもいいのだが、ご飯等の私にとっては茶漬けが抜群に美味かった。なめろうの食材としてはアジやマグロなどが多いようだが、私なりのオリジナルも悪くない。新鮮なブダイなので5mm角程度に刻まれた身も、しっかりとした歯ごたえが残り食感もGood。ぜひお試しを。

 

戻る 私達の釣果一覧 進む