本日のテーマ 2003年の初釣り
釣った日 2003年01月11日  
 釣った人 石橋さん、平間さん、渡辺さん、金田
釣った場所 伊豆下田地磯
釣れたさかな クロダ、クチブトメジナ、ヒラメ、サヨリ、サンノジ、アイゴ、アジ、ボラ
レポート 金田

2003年も明けて、最初の釣行はいつもの地磯で4人が竿を出す。すでに水温が15度台であろうかと予想されるので、かなり厳しい釣りになることを想定していたが、結果は覆された。
夜明けから北東風がやや強く、上潮だけが勢いよく右へ滑っている。このパターンはじっくり撒き餌と差し餌を一致させる事はまず無理で、時折すれ違う撒き餌に一途の望みをかけるか(ほとんど無意味)、どこか上潮が滑っていない所を見つけるかなのだが、風は弱まる傾向ではない。仕掛けを完全に沈めておきたいところだが、道糸もその場合シンカータイプでなければ意味がない。私の道糸はそれほど沈むタイプではないので、上潮に漂う道糸はドンドン仕掛けを引っ張っていく。
先客で私の右側で釣っていた2名様の内の1人が大きく竿を曲げる、かなりの大物かと思われたが、大型のボラであった。時折アカメフグやショウサイフグが釣れるものの、その間に切られたハリスは20個を上回る。午後からやや風も収まり、太陽も顔を出すようになってから状況が変わった。まず私の竿を曲げたのも大型のボラ。この時期のボラも、表面ではなく中層で食ってくる。だがその次に食ってきたのは竿一本沈めた棚で食ってきた。かなりので応えがあり、クロダイの可能性もと期待したが、上がったのは40cm弱のアイゴ。
この時点でまだ上潮は滑っていたが、アイゴがきたお陰で、今日は必ず誰かがクロダイを釣るであろう事を確信する。(笑) というのもボラとアイゴの大型がくるようなら、けして活性は低くはないのだ。そんな間に良型のサヨリが回ってきて、10匹ほど確保。そして続いて竿を大きく曲げたのは石橋さん。余裕のやり取りだが、型の大きさは尋常ではなさそう。(笑) 無事タモに収まったのはこれまた40cmを超えるサンノジ(写真上左)。いよいよお出ましかと思われるが私のウキに反応は薄い。そして石橋氏が続けて余裕の竿さばき。上がってきたのは本命のクロダイ。30cm程だが本命である(写真上中)。だがこれで終わらなかった。
同じポイントで続けて掛けたのも、今までで一番大型といわんばかりのやりとりを石橋さんが再現。こちらとしては今がチャンスとばかり自分のポイントで集中しているので、すたこらと見学にも行けない。だがやはりタモに入った魚を自分のポイントから見る限りクロダイであった。それも大きい50cm? タモで上げたのを確認した後、ようやく石橋さんへ所へカメラ持参で見学へ(写真上右)。45〜46cmはあろうか、立派な大きさだ。
その後、他の釣り人を含め6人が並んでいるので、誰の竿が曲がってもおかしくはなかったのだが、3枚目のクロダイも石橋さんの竿で上げられてしまった。40cm。
ほぼ1時間の間に1人で3枚の大・中・小を揃えられてしまった。だが、彼と一緒に竿を出すこと5回目?で本命をひとりじめ。釣っていただきたい方に本命が来ると嬉しいものだ。さらに平間さんにもヒラメが。
今回のなべちゃんは今一だったが、大型アカメで楽しんでもらえただろうか。
さて、日も山へ落ち、最後の最後で私にきたのはなにやら力のある魚。だが魚と竿の間に根があり、その根に道糸が絡んでいる模様。だが時折魚が竿先を持っていく。根に入られているわけではないので、しばらく緩めたり張ってみたり、ようやく根から外れた模様で寄せてみると、30cm程の丸々太ったクチブトメジナでした。
新春初釣りとしては見事な結果で、私としても満足のいく内容となった。撒き餌が効いた結果なのか、それとも風が収まった後の結果なのか、それはわからない。だがいずれも一致したならさらに確立が高いのはいうまでもない。

 

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