本日のテーマ 釣りには何が必要か?
釣った日 2003年04月11・12日  
 釣った人 村上氏、ちゃんこ氏、渡辺氏、金田
釣った場所 八丈島地磯
釣れたさかな オナガメジナ、イシガキダイ、ブダイ、カンムリベラ、ダツ、オジサン、ウスバハギ、ハリセンボン他
レポート 金田

4/11総勢5名の内2名が冲磯、2名が地磯、1名が堤防と異なる条件で初日は始まった。我々2名は地磯で夕間詰めから夜釣りも少しやってみたいと思い、いくつかの磯を見ながらナカノママという磯へ入る。案外と寒気が抜けず肌寒い。海は穏やかでこの地磯ではあまり良い条件ではない。もう少し荒れた感じが好ましいのだが、
それはわがままというもので、安全な地磯で与えられた自然環境をいかに攻略するかが私の考え方である。可能性のある大物から狙う。足元では大型のカンムリベラが1ヒロの深さで悠々と撒き餌を拾っているが、しばらくはその下に居る魚に焦点を当てる。だが、今一反応がない。その後ウスバハギの乱舞となったが、幸いにダツの気配もない。これは嬉しい状況なのだが、メジナの気配も薄い(笑)。その後ムロアジを1匹確保。ダメージがないことを確認した後、すぐに針とウキをセットしなおして、泳がせ釣りへ突入。何回か前のここナカノママで、萩田氏が同じように泳がせて1発目にアタリがあったことを思い出す。もし掛かったら面白いだろうなぁ、でもとてつもないだろうなぁ、などと夢を描きながらしばしムロアジ君に泳いでもらう。なかなか元気もよく、ドンドン沖へ向かって進んでくれる。その内右からの潮が道糸を左へ膨らませる。しばらくそのラインをコントロールしながら、スプールの残りを確認。もしここで来たら...残りがないことも確認(笑)。だが、発砲ウキが沈む気配もなく終わってしまった。
何でもチャレンジすることは楽しい限りで、とかくワンパターンになりがちな釣りスタイには良いカンフル剤である。本流ともいえない潮の動きは、流れたり緩んだりで沖の潮目も見つからない。そんなこんなで竿を置き竿にして、しばし用足しへ。この置き竿釣法(笑)は私自身よく多用するもので、一度は海へ竿ごと持っていかれた経験もある。糸はもちろんフリーだが、必ずもしもの時のために竿は可能な限り固定する。その用の途中明らかに竿先を叩くような動きが発生。その時点で約50%であったものを思い切って、切る、切る、切れないまま足は竿に向かっていた(笑)。
竿を掴む瞬間は竿の洞もかなりのブレをおこしていたので、かなりやばい状況でやり取りに入る。糸はすでに軽く50mは出ていたであろうか。ほとんど糸ふけはないので、テンションを掛けた後大きくあおってみると、魚は
海上へ飛び跳ねた。なにぃ〜?、魚体は確認できなかったが、水中でしっかり泳いでいるであろう事を期待した本人は唖然。デカイのはデカイが何で飛び出しちゃうの?とやや落胆。でも間もなくその魚の正体が判明。ダツである。仕方ないねぇ、でもデカイねぇ、とサッサと抜きに掛かったが失敗。3回目でようやく上げたがこんな太ったダツは見た事がない。
そんなこんなで時間も5時をまわってから、やっとオナガの40cm弱を確保。その前には、渡辺氏が40cmオーバーの立派なイシガキダイを上げている。ここナカノママではこの釣りがおもしろい。楽しめる基本は足元です(笑)。さて続けてサイズアップと期待するも、その後はエビスダイ系の餌取りが多く、風も冷たかったので7時に
終了。その間渡辺氏もオナガ2枚を獲得していた。
翌日の海は荒れ模様で、4人一緒に地磯へ入る。だがこの日もたいしたアタリはなく、ブダイやハリセンボンが食ってくる程度。そんな中でも昨日同様、渡辺氏一人が気を吐いていた。内容は彼本人から聞いてあげてください。でも歩いても厳しい地磯へ皆さんよく付き合っていただきました。お疲れ様〜。実はこの地磯、我々が帰った後にとても楽しかったようですよ(笑)。

八重根港の渡船に乗り込んだ二人
50cm弱のオナガで、そこそこ楽しまれた様子ですが、まだまだらしい
不動丸と後方は八丈富士 足幅の半分はあるだろうか
渡辺氏はこのイシガキダイをはじめ
夕間詰めに40cm弱のオナガを連続ヒット
今回4人のの主な釣果
50cm弱から25pクラスまで

 

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