ある企業のオーナーの厚意で昨年に続き、家族で新島に８月１０日から２泊で出かけた。今回は調布から１９人乗りの飛行機です。

前回は勝手がわからずに磯場探しに苦労したが今回はクルーザーを管理している船長にいえばOKとわかっていたので別荘に到着後、確認をしたところ、船長より『暑いし日中は釣れないから夜釣りがいいよ』と言われもちろん願ったりかなったり。何時まででもいいよと言われたが家族サービスできている以上あまり無理せずに１８時から２４時という事になり若郷漁港よりすぐの地磯で渡船でしか行けない堂丸という磯に渡りました。

船長からポイントやタナを聞き、５０近いイサキがあがるよ言われワクワクして仕掛けやコマセを作っていましたが日が暮れてくるにつれて根のある西側からウネリが入りきびしい状況なのでだいぶ東寄りに釣り座を移動して開始。１０分ほどしてウキを沈めたのは２０センチほどの顔のでかい餌さ取り（名前がわかりません）。タナや釣り座を変えてもこればっかりでイヤケがして１時間ほどしてから休憩。

釣り座を休ませる事と頭の中を整理して今までやってきた事や師匠の言葉を思い出して再開。今回は際からサラシにのせてタナは固定の１ヒロで勝負。１発目でウキがユラユラと沈んでいき、合わせるととてつもなく重い。３回ほど突っ込まれてやっと浮かしライトを当てるととても抜けるサイズではないのでタモを使いましたが初めての場所の夜釣りでへっぴり腰状態。ちなみにタックルは２号竿でミチイト４号、ハリス５号です。１発でタモにおさまったので助かりました。メジナと思っていたのでルンルンしながらタモにライトをあててよく見るとまるまる太ったイスズミでした。たしか地元の人が好んで食べるときいてたのでクーラーボックスにキープ。

その後、３５センチクラスのイスズミと２０センチほどのアジを３匹釣り、更に釣り座を風のよけられるウネリのない船着き場に移動してタナを竿１本、コマセをタップリ撒いてイサキを狙います。数投目でウキが沈みながら沖に走っていきます。これはアオモノと思い少し走らせてから勝負します。その後はあまり抵抗もなく近くまでよせて浮かせて抜けると思いましたが外道ではないらしいのでタモですくうと３０強のマダイでした。初ものでしたので嬉しかったです。

その後、イサキを２枚あげて納竿としました。初の夏の離島の夜釣りを堪能し、楽しい家族旅行でした。