釣った日 2005年1月1日
釣った人 西矢お父さん、そうた君、八隅氏、金田
釣った場所 伊豆下田地磯
さかな クチブトメジナ・ショウサイ・キタマクラ・ウツボ
レポート 金田

元旦から磯に立つ。今までにあっただろうか?(笑)。でも大晦日と元旦の間には、なにがあるの?と自問してみても、何もない。ただ昨日の大晦日は年の瀬の寒波と積雪、そして翌日元旦には打って変わっての快晴、メリハリという意味では変化はあるのだが・・・(笑)。低気圧通過直後で海況が心配されたため、遅めの6時出発。初日の出参拝の期待もなくはなかったが、それより道路凍結が心配された。案の定道路は部分的にバリバリツルツル(笑)。愛車のノーマルタイヤはすでに3分山であり、運転技術が要求される。でも自信がないのでより安全な凍りにくい道路選びを優先した(笑)。運良く日の出時刻の7時前に、ちょうど茅ヶ崎の海岸へ出た。だがR134の歩道橋上はなんと渋谷並の人の波・波・波・・・ こちらも車内から初日の出撮影でも、と思い馬入橋上で臨時停車して・・・パチリ。海岸線から湯気が立ち上り、うん、なかなかいい写真かも^^ 

茅ヶ崎海岸からの初日の出

などと自己満足しながら車を進める。そこでふと初日の出ということを考えてみたが、やはり「初日の出は、日の出ではなく、単に地球の自転によるものやろ〜」という結論に(笑)。「お天道様が動いているのではなく、単に地球が勝手にぐるぐる回っているだけでしょうに?」 そんなことを考えていると、自転という言葉が、なんか自分の道楽と相通ずるもののように思えてきた。勝手に怒って勝手に泣いて、また勝手に喜び勝手に悔しがる(笑) きっと魚君たちも人間の勝手な自転によってもてあそばれているんだろうなぁ・・・とも。んッ? 逆やね(笑) 己をいかにコントロールして、自分なりの楽しみ方が出来るかどうか、なのかもしれないと・・・やはり難しいなぁ^^

その道楽に向かって車を進めると案外スイスイと下田へ着いてしまった。空は快晴で風も弱く、元旦ということもあり人出も少ないことをありがたく受け止めて、西矢さん親子と初対面。とても気負いのない親子で、これは楽しい釣りが・・・出来そう(笑) そんな感じでのんびりと海を眺めに3人で山へ入り、初詣と釣りの安全祈願を込めて社で初詣をしてから、海を眺めると・・・とてつもなく大きなウネリと、大ザラシ。賽銭がやはり必要だったの?なんてことはないよね(笑)と思っても、いつもの磯場も、すっかり波が被っている状態・・・「うむ、これは釣りをするなということか?」と思いもしたが、ここは可能な限りの可能性を考えて、比較的うねりの影響を受けないであろう地磯へ変更。3人で長い沢を歩いて下る。だが ここも予想外の様相で竿が出せないぐらいの波・・・・^^; 

こんな綺麗な海 これほど荒れた海も珍しい

でも1時間も経てば潮も引いて、ウネリも少しは収まるだろうと判断して、のんびりと休憩(笑)&レクチャーから入る。最初のレクチャーは、空を見上げて「反対側に飛んでいる2機の飛行機を3人で眺めて、なんであの2機はぶつからないんだろう?・・・・」(笑) なんてバカなことをいろいろ話している内に、やはり海は次第におとなしく収まってきた。 

なかなかの男前のフグ いや そうた君

ゆっくりレクチャーも出来たことだし、いざ・・・だがサラシが大きくワンドの中はグチャグチャの混ぜ返し状態。でも今釣らねばいつ釣るの?と思っている内に、そうた君の竿にアタリがあったような・・・「そうなの?ホントに?」などと言いながら私が仕掛けを回収に入ると、やはり魚が付いていた(笑) 一度あげたあと、再び海へ戻して今度は彼に上げて頂いたのだが・・・・・10cmほどのメジナ。おめでとう!小さくてもメジナはメジナだよ。

そんなこんなでフグなどを追釣したが、中型すら出ては来なかった。でもでも一心不乱に釣るそうた君は逞しい。荒々しい自然の勢いの中でも、獲物を狙う男の眼をしていたよ^^ 自然の中からいっぱい楽しい体験をしてね。お父さんとの想い出も忘れないでね!

 

戻る 私の釣果一覧 次へ