釣った日 2005年1月3日
釣った人 都築氏、太樹、金田
釣った場所 伊豆下田地磯
さかな オナガメジナ・ブダイ・ショウサイ
レポート 都築氏

天気 晴れ
海況 西風 下り潮
水温 温かかったです(笑)
釣果 それ以上の経験

新年あけましておめでとうございます。本年も宜しくお願い申し上げます。2004年の釣り納めは西風吹きすさぶ松崎に12月30日にやってきました。前日の29日は朝から雨・雪で伊豆への路面も凍結して一部チェーン規制。温暖な地に住む私はタイヤに滑り止めを着けた事も、それが必要である道を走ったこともなく釣行をいつもなら取り止めるところであり、例年この時期は伊豆に行けないのでございます。しかし栃木県からはるばるお越しの高根沢研究員との約束もあり、ましてや「路面が凍結してるので中止しましょう」とも言えないんで、急いで滑り止めを購入し、ゆっくり西伊豆・松崎へ。

松崎は黒鯛も濃いところ。で〜お正月用にと早速竿を出しますが、タイはタイでも私には「ネンブツダイ」。高根沢研究員には「タカノハダイ」それぞれ一匹ずつの大撃沈でございました。(笑)しかし当日はS教授、横浜潮友会のSさん、Tさんと同磯させて頂くことが出来まして、またまた勉強させて頂きました。ボーズでも良し(笑)。

そんなこんなでいよいよ本題でございます。正月3日は、店長とご子息のタイキ君と三人で伊豆の地磯にゆっくり9時入り。西風はやや強いものの、海は優しい感じです。では【ジ・磯レバ】発射〜今日のポイントは地磯と沖約30メートル程にある小島との水道付近と致します。BのウキにG2・G4を打って磯際のサラシから流していくと、今年初めての木っ端尾長。続けて尾長。サイズアップを狙うがフグ系の餌取攻撃始まる。そこで、凪の干潮時限定で渡れる磯場先端の【ハナレ】に1人で移動することに。この釣り場はワンドの先端にある畳1畳程のスペース。干潮時でも波のタイミングを見て約5メートル長の岩をさささっと渡る必要がございます。

なぜ空っぽなの?

いざ渡ってみると風が強く吹き出し波っけが。後ろに気をつけて釣りを始めましたが、来た時より(道)に波が乗り始めたような気が。ヤバさを感じたので直ぐに戻ろうと波のタイミングを見て移動。ところが道の真中ぐらいで腿までの高さの波が!!!・・・・そのままワンドの中に・・・両手には竿とバッカン。磯際から少し離れた所で周りを見回すと近くにいた店長が玉網を持って急行して下さった。バッカンを捨て竿を、駆けつけた店長に渡し、両手がフリーになったところで落ちた所から何とか揚陸。擦り傷1つなく無事であったことはとても幸運であったし、後になってぞっとすることが沢山。これくらいなら大丈夫だろうという過信は絶対禁物ですね。バッカンを洗う際にも水汲みバケツを使わずに横着をして、磯際で直接ジャブジャブすることも多かったりと・・・反省反省でございます。濡れた岩場に乗らないというのはもちろんのこと@単独釣行は避けるA仲間がいても笛は必携Bロープの収納場所もお互い釣り前に確認する。C携帯電話は磯バックか防水シートに。Dライジャケの股紐は絶対忘れないE着替えを一式用意しておく。F保険証も携行する。などなど今回貴重な経験をすることができました。めじ研の皆様が今年一年事故なく釣行されるよう敢えてお恥ずかしい釣行をレポートさせて頂きました。また私以上に心臓にご負担をかけてしまった店長にも、この場をおかりしてお詫びを申し上げます。ちょっとした不注意が大事故に繋がるという当たり前の事を初釣りで体感できたことは素敵な口太をゲッチュするより大切でございました。少しでもご参考になれば幸いでございます。

入浴後の1枚 さすがですねぇ^^

 

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