釣った日 2005年4月8日9日
釣った人 渡辺氏、石橋氏、高根沢氏、金田
釣った場所 八丈島地磯、クニノミチ、南原千畳
さかな オナガメジナ、カンムリベラ、ブダイ、ムロアジ、ダツ、ソウシハギ他
レポート 金田

今年2度目の八丈島、そして3年ぶりの地磯クニノミチへ入る。ここは私にとって最も厳しい勾配のある磯までの行程なのだが、あえてそこへ挑戦。だが、3年の月日はこの歳ではきつかった(笑)。段差もさることながら西風が案外と強く、足場の高い前下がり磯である為、上半身の肩や首にも余計な力が入るのだ。その証拠にその日の夜には訳の(笑)からない部分に筋肉痛が・・・(笑)。そして私の釣果と言えば・・・グリグリのボウズで、餌さ取りの魚のアタリもなくゼロ釣果となってしまった。こんなの八丈では初めて(笑)
他の3人も、私のポイントとはかなり離れた所でムロアジ、ダツ等をかけているが、結局メジナは1枚も出なかった。とにかく海水温が日によって1度以上の差でコロコロ変るらしい。私もこんなことは初めてなのだが、後ろ髪惹かれることなく明日へ期待する。

翌日は西風も収まり、2名が八丈小島へ渡礁し私と石橋氏は南原千畳へ入る。しかしここでも昨日の続きか、今一活性が低く水深竿1本半ぐらいの底を這わすぐらいでようやく小型のベラ科の魚が食ってくる程度。だが竿のしなりや魚信を久々に感じて、嬉しいものだよね^^ そして1時間ほどして、かなりの魚種がようやくお出まし。それはそれで好ましいのだが、肝心のメジナの姿も感触もない。沖にはダツ、手前にはソウシハギ、底を探ればブダイなどなど・・・・。
居なくはないだろうなどと思案して、いろいろな仕掛けや可能性を探ってみたが、出ない^^; ではと、今度はその磯の脇にある水深の浅いワンドへ入る。案の定3方向から出ている払い出しによって、海面に浮かぶゴミがワンドの中央へ集まっている。ここには余計な餌取りも少ないだろうと、しばらくして待望のオナガメジナ25cmクラスをゲット。やはりメジナは居たのであるが、またまた嬉しさがこみ上げる^^ だがサイズアップどころかその後が続かない。そうこうしている内にソウシハギが嗅ぎ付けてワンド内まで来てしまった。それからは先端とワンドを行ったり来たりの繰り返し。磯を休ませて、餌取りをかわす作戦だが、メジナはそれ以後も出なかった。

石橋氏の頭からジェット機が(笑)


そうこうしている内にウネリの角度も変わり、ゴミは沖へと出て行く・・・そしてこちらも沖向きへ場所移動(笑)。結局そんな狙いも、上手く行かず、本命のメジナは姿を見せない。そして休憩も含めてしばし仮眠・・・・・
磯上がり予定時間まであと1時間。再び一人でより餌取りが少ないワンドを攻める。最後の悪あがき(笑)。だがその頃になって、全く餌取りも居なくなっていた。そして限りなく自然に、ウキも一緒に沈める、根がかり覚悟でゴロタのような海底の岩と岩の隙間へ・・・・そして一度、置き竿にアタリが・・・道糸が走った、置いていた竿もゴリゴリと音を立てて動き出す。慌てて一瞬の内にとっさに竿を持ったが針ハズレ。脇見をしないで良かったのだが、こうなるとさらに真剣に欲を出すしかないよね^^

最後に竿を絞り込んだ50cmのカンムリ君

そして撒き餌の3点打ちや4点打ちへ。まだ餌取りは見えない。ハリス2ヒロの固定で、ウキが水中に2ヒロ程沈み、その直後、今まで辛うじて見えていたウキが見えなくなった・・・そして軽く聞いてみると、グンと竿へ魚信が来る。1.5号竿ということと、海底すれすれで掛けた魚であるので、魚を出来るだけ驚かさない為にも強烈な合わせは入れず、ゆっくりとテンションをかけるが、デカイ・・・・魚はなかなか海底から離れず、ドラグだけが鳴っていく・・・それでもゆっくりとした動作で対応するが、簡単には浮かないと判断し、ドラグを締めて今度はやや強引にポンピングする。だが相手は簡単に1.5号竿をあしらうかのように、根のある方へ何度も突っ込む。3号道糸に3号ハリス。オナガではひとたまりもないが、何とかハリスも根に触れずに維持出来ているようなので、足元まで何とか寄せる・・・が、さらに足元の生え根の下へ潜り込もうとするので、めいっぱい竿を前へ伸ばしながら耐えると、何とか手前のはえ根をかわせた。そこで視認できた魚体は黒い・・・でもメジナではなくカンムリベラ^^; タモ入れして目測で55cmほどかと推測するが、強烈パワーもこの魚体ならと納得する。(実際は50cm) メジナではなかったが最後の最後で八丈らしき大型に遊んでもらった・・・そんな感じな今回の八丈島でしたよ^^

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