|
2007年の初釣りは、大荒れの日に当たってしまった。前日は一日本降りの雨でその低気圧がその後猛烈に北海道の東で発達、そして強い寒気も入ってきた。
予想ではどこもダメかもしれない・・・・そんな事も覚悟で遅めの7時半に出発(7時まで布団の中だった)。熱海では、車内から見ている限り、歩いている人が前へ進めない光景や海から湯気かと思いきや、突風で巻き上げられるしぶきであったり、こんな入り江なのに激しく兎が飛んでいたり・・・案の定、車も潮で真っ白け。伊豆の山を軽く舐めて吹き降ろしてくるそんな強風である。伊東港ボツ、富戸ボツ、城ケ崎ボツ、大川ボツ・・・・やはりここしかないというところまでやって来た。そこは間口が15メートルほどの真東向きの磯で、後ろと両サイドが15m程の断崖で覆われいる洞くつみたいなところ。
ちょうど先客が上がられたのでそのあと入ってみた。それでも時折帽子が飛ばされそうになったり、東向きの沖から、ヨタ波が打ち寄せたり、ここでさえそんな状況なのである。
大きくふかされる道糸を沈めて、幸先良く20㎝程度のオナガが食ってきた。これはそこそこ遊べるぞ、と思っていると休憩中さんが大きく竿を曲げている。数では勝っていたのに、この1枚で形勢逆転(笑) そして私にも・・・・ずっしり重いクチブトのようだが、足元の根にハリスが触れ、あえなくバラシ！こんな日に、これだけ遊べれば上等も良いところ。
そんな初釣りも夕マヅメは不発であったが、その翌日にはいつもの筋肉痛も無く、手ならし足慣らしにはとても楽しい釣行であったのだ^^ あっ・・・1ヶ月以上熟成した熟餌で、きっちりオナガが食ってきましたよ^^
|
