釣った日 2007年8月14・15日
釣った人 Jパパ
釣った場所 伊豆下田地磯
釣れた魚 イサキ、フエフキダイ、サバ、アナゴ、サメ他
レポート Jパパ

 8/14,15皆を夜釣りに誘ったのだが、金田さんから、行けたら行く程度の優柔不断な返事、誰も来ないものと14日に自宅で準備をしていると、突然休憩中さんから電話があり「今、秦野周辺を金田さんと走行中だけど、もう釣ってるの?」等と言っているではないか、「なんて気まぐれな連中だ」と思ったがそもそも自分も気まぐれであり、思い立ったらすぐに出発するのが日常茶飯事であることを棚に上げていた。
30分後の16時半に自宅を出発、今回は息子のシュウも久々の参加だ。20時に駐車場に到着したが、まだあの2人は到着していない。のんびりとどこかで文字通り休憩中に違いない。20時半に現場に着くと先客がおり挨拶をしたが、松川さんと判明、最近この人とはよくこのパターンで会うことが多い。18時頃から釣っているとの事であった。釣果を聞くとイサキを1匹、あとはサバとのことである。21時に第一投、それより10分ほど早くシュウが開始している。1ヵ月半ぶりの釣行にも拘らず相変わらず素早い。

 22時に金田さん、休憩中さんが加わるが40cm弱のサバを皆で何度となく掛ける。その内にシュウに35cmのイサキが来た、その後彼には35cmのフエフキ鯛、私には30cmのイサキが掛かった。松川さんはどう見てもウツボにしか見えないほどの大きなアナゴを掛け、休憩中さんも見たことも無いような40cm位のデカ・オジサンを掛けた。実はシュウがこの時に釣ったフエフキ鯛が後で凄い事実を教えてくれたのである。
1時半頃、松川さんにサバが掛かり、私は置き竿をし、彼のサバをタモですくってあげたのだが、自分のところに戻るとウキが見えない。竿を引きリールを巻くが、巻けない。根掛りのようである。しかし何か何時もと様子が違うのでライトを点けリールを確認すると何と100mもラインが出てしまっている。何かが掛っている、しかし一向に巻けない。ラインを出し、巻くと少しずつではあるが引き寄せられるようになって来た。竿を煽り、ラインを巻く、これを繰り返すが魚信らしきものがまるっきり無い、まるで大きなゴムをただ伸ばしているような感覚である。とにかく重いが、3号磯竿のため強引に引き込める。徐々に怪物の正体が判ろうとしている。10分くらいで、ようやくウキが見えてきたところで魚信が伝わってくる、大きいことは確実であるが、前回のように真鯛ではないだろう、でも万が一ってこともある・・・・そう思いながらライトで魚を確認すると、やはりサメだ。しかし長い!1mは楽に超えている。松川さんに何とかタモに入れてもらいやっとのことで上げることが出来た。すぐに逃がそうかと思ったが、あまりにも大きいのでシュウにお願いして記念撮影後、リリースした。その後は相変わらずの良形サバがときおり竿を曲げてくれるものの、目立った釣果も無く夜が明けた。


帰宅後、夕食用にイサキとフエフキ鯛を料理したのだが、シュウの釣ったフエフキ鯛の内臓から2本の針が出てきた。1本は彼の使っていた2号のチヌ針、もう1本は、変色した結構大きな針で、しかもラインは針のチモトから切れており、明らかに釣り人が切ったものである。ラインも太く相当な大型魚狙いの釣り師のようだ。と、ここまで考えて自分の7/28,29釣行を思い出した。あの時は最初にフエフキ鯛を釣ったのである。針は完全に奥のほうに掛かっていたので、針をはずすのを諦め、ハリスを切りスカリに入れようとしたときに暴れだし、岩に2,3回当たって海に落ちていったのである。針が内臓に残り、岩にあれだけぶつかっては死んでしまうものと思っていたが、針をよく見ればハリスは私の巻き方と同じで6回巻いている。急いで持っている新品のチヌ針6号と比較すると、完全に一致したのである。針を内臓に残したまま、しかも体をあれほど強打し、生き延び2週間後に今度は息子に釣られるとは・・・・「ドジなやつ」なんて思うよりむしろ感激である。変色した針は、永久保存することにしよう。

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