今年に入って、初めてのレポに今気が付いた^^
海へ行かなかったわけではないのだが、ほとんど坊主が続いて、書かなかっただけ。
かといって今回釣れたわけではないのだが、のんびり釣行を書いてみます。
横浜を朝8時半に合流して、休憩中さんとあてもなく出かける。
というのも、この初日は太平洋沿岸を低気圧がゆっくり通過しているので、1日雨予想で風もウネリも大きく、
まずは釣りは無理と判断していた。
ただ仕事上、訪ねてみたい旅館がいくつかあった。そこは三津浜の松濤館。
彼にも付き合って頂き、しばしこの旅館を見て回る。
1年前に全面リニューアルして全24部屋で、こじんまりとしているのだが、パブリックスペースは充分すぎるほどある。
ここの最も大きな特徴は、露天付客室もさることながら、ほとんどの部屋からも大浴場からも、
海越しに富士山が見える。そんな海の上に立つロケーションの高級旅館といっても良い。

左の画像が私が撮った当日の画像。
右側が旅館パンフレットの画像。
富士は見えねど、のどかで海を独り占めといった感がある。
ロビーからも、大浴場からも、食事どころからも、いずれもこのロケーションが望める。

1泊2食付で\21,000〜\37,000　ご要望の方はポートサイドツーリストへ^^　温泉です。
私も、接客といいゆとりある設計といい、とても気に入ってしまった。

さて、西にいるからこそ風はないが、時折舞っているし、低気圧の移動スピードが遅いようだ。雨こそ小ぶりだがやはり風は北東風で、南伊豆や東伊豆の海は大荒れと判断して、西伊豆をのんびり南へ移動する。
宇久須通過、堂ヶ島のホテルを見てから、仁科へ立ち寄り磯場へ行くも、風が舞って・・・
そこにいた釣り人に聞いても、釣果は芳しくないとのこと。とにかく時折嵐のような風と言っておられた。
ふむぅ・・・今日は無理そう^^；
岩地・石部へ行っても、誰もいないが、さこで竿を出すには雨も降っていて・・・寒い！！ ^^；
:結局夕刻4時前に、南伊豆の民宿花壇へ到着してしまった。
もちろん子浦堤防も行ってはみましたが・・・やっぱり風が舞って寒かった。

翌朝5時起床予定が、やっぱり7時。
昨夜は10時寝たのだが・・歳か？？
さて低気圧は少しは遠ざかったのだろうか、雨は上がっていた。
石廊崎近くの奥石廊「ユウスゲ公園」から、東の海況と西の海況を見てみる。左の画像が東側、右の画像が西側の海である。

風こそないものの、明らかにウネリは北東ないしは東向きから入っている事が解る。石廊崎より東の下田まで車を走らせてみたが、海は嵐。
食事を仕入れて、満開の菜の花畑を見学しながら、入間へ入ってみた。
なんとものんびりとした釣行である^^

入間も何年ぶりだろう？
堤防から見る港の風景は変わっていない。そしてあまりにも静かな海水面と、透き通った海水。
そこそこに魚はいそうなのだが・・・
二人だけの堤防釣りに、興じることとなる。


休憩中さんが早速竿を曲げる。撒き餌に反応していた魚だろうか、上げてみるとまずまずのメバルだった。
春告魚と言われている美味しい魚メバルだが、本命魚ではない。
私も同じポイントでメバルを掛けるも、後が続かない。そして高雲りなのだが、舞って来る風がやや冷たい。
しかし、戻ってくる刺し餌はもっと冷たく感じられた。
こっちはショウサイフグ、彼はテトラからカワハギを追加。

そんなこんなで、5時。
春告魚は見えたが、メジナ君は見えなかった。
15度台の海水温の中、メジナの型ものを見たかったのだが、今回も撃沈。
でもそこそこ温かい中で、竿を出せたのは春ならでわの気持ちよさでもあった。ただ、北からの風は花粉も撒き散らして・・・・

右の画像はこの日のお持ち帰り釣果。
それと夕陽が作り上げてくれた、巨大なクチジロと。
撮影する時、私は偶然シャッターを切ったものだが、休憩中さんから帰り道、　
「あの夕陽が山に当たるとクチジロみたいだったよね」　と・・・・
改めてデジカメを再生してみると、なるほどねぇ・・・
「でっけぇ世界一のクチジロ、撮ったゾォ〜」(笑)