釣った日 2009年3月20・21日
釣った人 Kさん、金田
釣った場所 南伊豆地磯
釣れた魚 クロダイ・メジナ・ショウサイフグ
レポート 金田

2日間の磯つり講習だったが、初日はやや悪天候を予測して昼からを予定して東伊豆の地磯へ。

小メジナだがしばらくは磯の海況に併せて、撒き餌や仕掛けの落とし方とのイメージ
を中心に、ラインの置き方、糸ふけの処理、アワセのタイミング、など、メジナの釣り方をさらに実践していただく。
だがこれも予想通り北東風が強くなり15時過ぎに撤収。その後いろんな磯を見て回
る。

連休初日の夜、下田港に面する「まどが浜海遊公園」にはこの景気を反映してか
乗用車はもとより、本格的キャンピングカーもずらり10台以上並んでいた。憧れの視線で私も我が車の荷台を
急遽ベッドにしたが・・・・(笑・・・・寒かった^^;
この公園はなかなかの休息スポットで、もちろん駐車料無料で無料の足湯もあれば休憩所や芝生もある。
エコ遊びとしては充分活用できる気持ちの良いスポット。隣には道の駅もある。
風呂はないが目の前に入浴可能な「シーサイド」「黒船」といろんなホテルがある。
さてキャンピングカーブームの夜明けか?

2日目は5時半に出発、磯近くから日の出を拝見して磯へ入る。
やや冷えた朝の朝陽はさすがに綺麗。海水温も低いので海での撮影は冬が良いですね。

昨日までナライの風で荒れた海も収まり、ややかぶる程度の磯へ入って実釣。南岸沿いの低気圧も次第に遠ざかり、風も収まることを予測してのことだ。ただこの磯もすでに数10回入っているのだが、磯選びもトータル的な判断が必要です。
海の中を伺っても、昨日のウネリで海は濁っている。さて今日は・・・・
刺し餌のオキアミはかじられはしてもアタリとして出ない。浮きが沈まない内は我慢の時間が必要だ。
そんな時、向かいの磯で知り合いの釣り仲間松川氏がデカイのを釣りあげた。
「クロダイだ」と70mほど離れた所からでも確認できる大型サイズ^^
やはり地磯でのメジナは期待薄でも、クロダイは期待できる。
Kさんにも気合が入ったか、キャスティングも講習の成果かかなりスムーズになってきた。
朝からずっと同じ立ち位置で頑張るKさん・・・・
「いろんなパターンでチャレンジして下さい」との助言に彼は棚も付け餌の大きさも、
ハリスの太さもいろいろ考えて積極的なチャレンジだった。
そしてその後、私を呼び止めるKさんの声が・・・・ふと振り返る大きく竿がしなっていた。

さていよいよ来たかと見に行くと明らかにクロダイ、それもデカイ!
クロダイは慌てずしっかり竿を溜めれば、やり取りも楽しめる魚。そんな竿の操り方もなかなか上手くなってきた。そして浮かせて自分でタモを持っていただいて・・・・お見事!!

Kさんにとっては初めての40cmオーバーのクロダイ・・・

針の掛かり方や歯の形状、そしてクロダイならでわのやり取りの感触も
振り返りながら、興奮の中で笑顔の一枚。
渋いあたりが続いていた中、立派なクロダイである。そして体高もあって
銀鱗も輝いていた。
その後ウネリは取れてきたものの西風が吹き始め、さらに渋い状態
で・・・・・・
私の釣果としては、ショウサイフグ1匹のみ^^;

昼前から初老のお二人が同じ磯へ入られて、大きく竿を曲げるものの、大きなボラ。
私の勧めでお持ち帰りいただいた。味噌仕立ての料理なら美味しく・・・・いただけていると良いですね。
でもそのお二人に話を聞くと、わざわざ相模原から来られていると。そして一人は船希望だがもう一方は磯希望・・・そんなパターンも多いですよね。でもこんなわかり辛い磯へ、よく始めて来られましたね^^
またチョコレートの差し入れも頂きありがとうございました。

そんな春の日の穏やかな釣行の一日となって、Kさんにも型物が釣れたし・・・・^^

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