釣った日 2011年12月8日
釣った人 倉富さん、金田
釣った場所 南伊豆地磯
釣れた魚 メジナ、サヨリ
レポート 金田

今年一番の寒い日。それは1週間前からわかっていたが、予報は予報、磯は行ってみなければわからない。
それが自然との付き合い方だ。案の定、西風は大したことはなく穏やかな冬晴れ。
しかしその逆もある。行ってみて「これは無理は出来ない」と。。そんな時は焦らずのんびり旅気分で、雨や風を出来るだけ避けられる場所に行ってみることだ。

この日は三宅島まで見えていた。たまには見えるが冬の乾燥した日ならでわの伊豆七島。ただし六島。八丈島はさすがに見えない。
画像の島は神子元島です。

さて釣りはと言うと、なかなか渋い。
真冬のように付けエサが残ってくる。たまにオキアミの頭だけ食われる程度。魚はいなくはない。出来るだけコンスタントに撒き餌をポイントに絞って。。。

だがそれでもなかなか魚信はなかった。場所を少しずらして。。。そうするとなにやらエサ取りが出てきた。
餌の取られ方からしてフグではない。小メジナなんだろう。だが針掛かりしない。
そこで完全フカセで、緩く右へ流れる狭い潮の部分を。。。下の浮き止めのイエローをゆっくり落とし込んでいく。と言うよりイエローの浮き止めでアタリを取ると言った方が良いだろう。針がそこそこ馴染んだ頃合に張っていた道糸を緩めて。。。すると、5秒で10p位しか落ちない浮き止めがスピードアップしてスーッと入っていく。

それでも明らかなアタリ・・・そしてフッキングさせるとやはり小メジナ。

受講生にそんな釣り方を見ていただいたが、彼いわく「私もガン玉を外しましょうか」と
「いやこれはエサ取りを確認するためにしたこと」「これも磯釣りの基本なのです」と。

そんな彼には従来通り、3ヒロ程度の遊動で狙っていただいた。そろそろメジナの活性も出てきたようだ。
とその直後、彼の竿がしなっていた。

水面では25p位に見えたので、抜き上げたいところだが
案外と重い。思い切って抜いていただいたが、35cmはあるメジナだった。

やり取りも抜き方も、そして魚の持ち方も、体験していただきました。それを何度も繰り返すことで身に付くものですね。
美味しく刺身でいただいて下さい。。。と。
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