今日は月に一度のペースで実施している「特別体験日」で、前回ご参加の別府さんがご同僚の方２名様にご紹介いただき合計３名様のご参加となった。数日前までの涼しさはどこへやら、照りつける太陽と湿気の多さで、釣る前からめげそうになる。しかし、大雨や雷雨でもないので、実施できないよりは良しとしましょう。

中潮であるが入磯時間がちょうど満潮前と重なったこと（15:15）と、ややウネリが残っていたため、今日はカグラ根に入る事にした｡
すでにこの磯には先客２名がいたので、挨拶をして状況を聞くとあまり芳しくないようである。しかし我々が準備している間になにか青物らしきやり取りが始まった｡大型のサバかと思いきや40cm弱のワカシ（ブリの子）であった。ちょうど仕掛けを撒き戻しにかかった直後に来たということである。嬉しい外道で、釣ったご本人もご満足そうでした。

さてこちらの準備も整い、磯釣りが全く初めての
小沢さんと長野さんに竿を出して頂いたのだが今回は初めての方が２人いらっしゃるので、磯へ入る前に約40分ほど近くの港で講習会を持ってからの実釣でした｡その甲斐あってか２人とも１投目でいきなり竿を曲げる好調ぶり。やり取りから魚の抜き上げ方も、港での講習を忠実に実践、なかなか皆さん筋がよさそうである。
その後別府さんもなぜか遅れて参加。３人揃ってシマアジの子やまずまずのアジ、それに小メジナを交えて順調に釣り上げる。小沢さんと長野さんは２号竿、別府さんは自前の１．５号インナー竿でした｡

釣れている際の時間の経つのは早いもので、かなり日も傾き私も竿を出してみた｡サラシの先にポイントを設定して、タナ２ヒロで様子を見る。しばらくして、きれいにウキが入り合わせてみると、なかなか元気のいいイサキであった｡受講者３人にも大きなイサキが掛かるように願ってみたが、今回は良型のアジと小シマアジ、それに40cm強のボラや良型のサバで終了。

陽気な小沢さんは大型のボラとのやり取りを堪能された様子でご満足の様子。かなり暑かったので大変でしたね。もう今年はこんなに暑い日はないでしょうし、これからは磯釣りのシーズンですから懲りずにお越しください｡また物静かな長野さんもコンスタントにそこそこの引きを楽しまれた様子。数も一番多いようでしたね。後はご自分の経験を積まれれば、さらにスリリングな釣りが出来そうです。2度目の別府さんも釣りに対する姿勢が積極的で、2度目でほぼ全てのタックルを揃えられました｡竿の溜めがすばらしく、今後の大型魚が楽しみです｡さらに次回は魚にサシ餌を食わせる経験を積んでいただければ、きっとクロダイも掛かるはずです｡
最後の写真は持って返る分だけの写真ですが、どれも美味しそうなものばかりで、いいお土産になったことかと思われます｡今回は暑いことを予想して、特別に半夜釣りで実施しましたが、釣果は日中でもかなりの物でした｡終了はほぼ９時で帰宅の途に。
皆さんお疲れ様でした｡
☆最上部の写真は先客が上げたワカシです。