釣った日 2000年09月15日ガイド講習
お名前 佐山ガイド、萩田ガイド、金田ガイド
釣った場所 伊豆下田田牛かぐら根・元根
釣れたさかな 口太メジナ10cm〜34cm・イナダ38cm・イサキ27cm〜38cm・シマアジ小・アジ・カワハギ・サンノジ35cm〜30cm・アイゴ30cm〜35cm・ムツ・ショウサイフグ・
レポート 金田和隆 

    ガイドの一人である佐山氏は、今回の釣行で青物狙いの目的があった。当初の予定は小型のアジを釣って、それを泳がせ釣りで、さらに大きなフィッシュイーターを狙う予定だったが、アジが居ない。やむなくいつものオキアミでサラシ近辺を攻めていると・・・・

 

 

 

 

 

この日は土曜でもあり、サンデーアングラーや若い人たちで元根が大混雑(写真中央)。向かいのカグラ根が空いていたので入ってみた。
サラシに撒き餌を乗せて?サラシの先を探る。狙いはクロダイで、竿はとても軽い1号4.5mの140gのダイコー製。他の二人を差し置いて、なにやら型物が食ってきた。かなりのパワーだ。

 

何度かの締め込みを磯際で溜める様子がうかがえるが、竿は1.2号のインナー竿で丁寧に魚を操るのが彼の信条だ。浮いてきた魚は、本日本命のイナダであった。この日もシマアジの小は何枚か上がっているが、イナダとなると磯竿ではそうそうすんなりとは取り込めない。細くて軽い竿で魚とのやり取りをする磯釣り体験コースならではの最もスリリングな一面である。

 

 

 

しばらくやり取りをしている間は、殆ど魚を確認することが出来ません。
その間、魚の引き方や動きを感じながら想像を膨らませるのです。。このときは重量感やパワー、それに時折首を振るような動きが竿に伝わってくる。クロダイの可能性大と見た。スリリングな細くて柔らかい1号竿でもしっかり溜めて丁寧にあしらってあげれと足元へ寄ってきた。
 

 

パワーある青物は、強引過ぎても油断しても取り込めない。メジナの大型もそうだが、パワーの持続力を押えて見事タモ入れ完了。本命のゲットは何よりも嬉しいことですね。

 

 

 

 

ところが水面に姿を見せたのはニザダイ(サンノジ)でした。魚はそれぞれの動きに特徴がありますが、この魚はメジナの引き以上にパワーのある魚で、大型では引きが強くスピードもあるのだが、クロダイのように比較的おとなしく水面に姿を表した。これは柔らかくてしなやかなダイコーさんの竿ならではのおかげかな?39cmありました。(写真:萩田氏、タモ入れ:佐山氏)
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