梅雨本番直前の快晴。日差しがきつい。
磯の岩はその日差しに熱せられて立っているだけでもムッとする。
しかしSさんは黙々と釣り続けて、アタリも少なく状況の厳しい中でも数枚の足裏サイズのメジナを釣っていいた。
私と言えば「もう暑くて・・・」涼しいところへお散歩。
左の画像もちょっと違った角度から撮れば、おつなものだ。
いつもの慣れた場所や見慣れた風景という思い込みを取っ払えれば、また新たな発見や刺激がある。
絶えず直感をフルに活かして、チャレンジすることで、また違った発想も生まれ、思わぬ収穫となるものだ。釣り方とてまた同じかもしれない。
私もたまに竿を出すが、すでにSさんにはかなわなかった。釣りへの意欲・海の中の観察力・雑念のない集中力・新たなポイントの探求心、それらが釣果に繋がったのだ。
釣れない中での釣果は、魚が大型でなくとも小さくても嬉しいものだ。それはただ糸を垂れるのみならず、狙って釣り上げるものだから。
夕刻4時までの私の釣果は、10p足らずの小メジナ1枚のみ。
だが彼はすでに6枚ほどのキープサイズを上げていた。
悔しいとか負けられないという思いより、嬉しさが勝る。
「自分で釣りができる」ことへの満足感か。
これだけ晴れた日の地磯で、良型の魚を狙うにはかなり厳しいものがある。だがそれは良型の事であって、小型の魚でも釣りは釣りなのだ。そこでしっかり「どのようにしたら食ってくるのか」を体感するチャンスでもある。
そんなこんなで、暇こいてまた撮影。
人が楽しんでいる姿を見るのも楽しいものだ。
だがここも海流の変化の影響か、天然の砂が次第に砂が削られて、石ころばかりの浜になっていきつつある。
それも致し方のないことなのかもしれないが、海岸線を、また山の威容を変化させているのは、まぎれもない人間。
変えるべきか、変えざるべきか。。。悩ましいね。
さて休息もとって、夕間詰に備える。
経験上、やはり釣りには曇り日和や雨模様が良い。
それはやはり魚の身になっても、また自然界の有害を避ける本能からしても言えることかもしれない。
たっぷり余した撒き餌をフルに使って夕間詰を攻める。
いきなりひったくっていく魚。。。サンノジの良型らしきパワフルな引き。そしてバラシも2度。中には30pの太ったイサキも交じって、楽しく日暮れの海を堪能。
晴れた日の日中は、これからは泳ぐに限る??
紫外線にやられようとも、外で遊べるときは、やはり太陽の下で楽しみたいね。
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