久々のレポだが暑い夏も終わり、さわやかな磯だった。
この2日前には台風も列島を通過、その翌日はまだ危険だがこの日は移動性の高気圧に覆われた。

昼前に磯に到着。予定では20時頃まで実釣の予定で開始。
日が高いうちから青物がやって来た。
シマアジは20�p強から30�p、イナダも混じって前回堤防が初めてだったKriさんも磯で大きく竿を曲げる。
台風が海をかき混ぜてくれて、また秋の海の様相が明らかに出ている。

魚の身になってみれば、浅場に餌を求めてくるのもわからなくはない。しかしこれだけ青物が来ると本命のメジナやクロダイの姿も薄れるのだが、時折大型メジナも上まで湧いてきた姿も視認できた。
だが良型のメジナは上げられなかった。とは言ってもお二人の竿には来たらしいのだがいずれもバラシ。
この釣りの難しさは本命の良型をいかに掛けて釣り上げられるかがだ。

数枚のシマアジを大きなタイドプールに放してみた際の画像。
右下の画像をクリックすると動画が見れます。

しっかり群れを成してまるで家族のように泳ぐ姿がよくわかる。

日中からイサキも混じり、その最大魚は40�p弱の大型イサキ。これもまた珍しいがそのパワーはドラグも出すほどだった。

そして夕間詰めへ。
この時間帯も楽しみに時間帯だが、案外と不発だった。
そしてとっぷり暮れた時間に良型のクロダイ。潮の緩いポイントにコマセと鈎を同調させての45�pの1枚だった。

釣って楽しい魚や、食べて美味しい魚に出会うのも可能な秋の磯。
それぞれの自然の中の魚の特性も感じられて、何よりもすがすがしい綺麗な大自然の前で、一日中夢中になれるのが
この釣りの醍醐味でもある。

この数年、いや5・6年前から海の様相もかなり変わっていると感じるのだが、そんな変化も体で感じながら子供に戻って海と対面したいと思う。