しばらく寒い日が続いていましたが、この日は午前中は晴れ間も覗いて、気温も13度程と暖かい一日でした｡風もほとんど無く、釣りには絶好の日和です｡
しかし、昼頃に雨の予報もあったのでベースキャンプに近い須崎で実施することになり
徒歩で磯へ入る｡一通り講習を受けた後５人で竿３本を出すことに｡
真冬で無い限り素晴らしい払い出しやゆっくりと右へ流れる潮を考えると、流れに任せて固定で充分楽しめるところである｡しかし、天候に反してウネリがやや大きい｡少しかぶる可能性も考え、あまり潮の効かないところでまずはクサフグ確保｡
その後サラシに乗せて３０m程沖まで流してアタリがあった｡浮き下１ヒロ強の固定でも活性があったのだ｡竿の号数は２号竿でも、釣っている方はメジナの引きにもう興奮｡初心者にありがちな竿の溜めの甘さはあるが、それを修正しためてから巻き取ることを修正してもらう｡
ただメジナも必至で根に潜ろうとしているのがありありとわかる｡案の定根に入られてしまった｡その後しばらく待ってからようやく浮かせてほぼ25cmのまずまずのメジナであった｡（左下の写真）
右下の写真は、場所を変え、さらに大きな払い出しを攻めてみたところ、同じようにウキ下２ヒロ固定で頻発にアタリがあり、そのうちの１枚がこれ｡サイズも先ほどよりやや大きく30cm近くはあろうか、なかなかスリリングな釣りでした｡
この場所は小型から中型メジナの活性が高い場所だが、前述のように真冬でこれだけのメジナが浮いてくるところも珍しい｡時たま状況が良かったのだろうか｡
もっと深くじっくり探ったリ、撒き餌ワークを使いこなせばサイズアップも期待できそうであった｡

この日は参加者の予算の都合もあり、変則的に５名様で３本の竿で楽しんでいただきました｡雨は少しありましたが、いかがでしたでしょうか｡