釣った日 2001年03月18日 
お名前 萩田氏、金田
釣った場所 伊豆下田地磯
釣れたさかな メジナ・カワハギ・アカメサイフグ他
レポート 金田和隆 
しばらくぶりにガイド研修を実施。
いきなりだが、とてつもないモンスターが萩田ガイドにヒット。
冬の海で小型メジナを狙うのなら場所さえ選べば釣れる。だが今日はなぜか一発大物の匂いを感じながら、この場所を選定したのだ。
見事にその狙いは当たる・・・・・が様子がかなりおかしい。
彼の顔にいつもの大物を掛けた笑顔がない。(笑)
この日は気温も上昇し、春本番真近の陽気だが、まだまだ水温は冬状態。そんな海へ大型クロダイ狙いのはずだったのでタックルがミスマッチなのだ。
とにかく重量感は予想以上で尚且つ走る走る。
一向に止まろうとしない獲物は近寄るどころか、沖へ走る一方で、衰えを知らないようだ。
特に道糸が2号と細く、この手の魚?には不向き(笑)
そして写真をかれこれ10枚は撮っただろうか、獲物の手ごたえを改めて聞いても、「軽くあしらわれているみたい・・・」との返事。
糸の先は水中遥か先に潜ったままで一向に好転しない。
もしこれがクロダイであったなら、1メートル近い化け物だろうか(笑)そう考えるより70cm〜80cmクラスのフエフキダイか巨大なアオブダイか??
そして10分程たった頃に、獲物はまずい方向へ進みつつあった。それは沖にあるハナレの方向へと向きを変えたのだ。
結局、手ごたえはいつか軽くなってしまった。ハエ根に糸が触れてバラしたと思い、仕掛けを回収するとなんと針が折れていた。それも南方グレであったのに・・・・・

実はこの前にも私が柔らかい1号竿で大物を一度取り逃がしている。クロダイの良型の可能性もあったが、姿は見れずに最後は針はずれであった。
この時期にこれだけのファイト(笑)が見れるとはやはり海はあなどれない。また我々の期待を充分に満足させていだだいた春の海に感謝しなければ。
私を磯釣りへ導いてくれたある人物への弔い釣行は、また新たな出会いの釣行でもあったようだ。

 

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