釣った日 2001年8月  
 釣った人 大久保さん
釣った場所 徳島小松島港 一文字防波堤
釣れたさかな チヌ
レポート オオボケさん
先の台風の余波で、県南では大波で磯には上がれない。川のアユも、もう一つ。比較的新しい釣りではあるが夏の定番、落とし込み釣りへ行ってきた。行く先は小松島一文字だ。なぜ津田一文字でないか、というと、テトラが小さいから、移動するのがちょっとは安全なのだ。
落とし込み釣には二流派ある。ひとつは軟竿、細糸、極小針で、もうひとつは、剛竿、太糸、大針と、全く逆の道具立てで、チヌを相手にする。私はどちらかといえば前者のやり

方で、竿は0.6号の6.3mハリスは0.8号、針はフライフックだ。

最初にフライフックでチヌを釣るまで、魚に唇があるなんて知らなかったし、分からなかった。太糸、大針では、針をかけるのが、いわいるかんぬきだ。貫き通すために合わせも強烈。やりとりは強引だが、テトラのポイントではこちらがいいかもしれない。

人はいない。あたりまえだ。もう真昼間カンカン照りの時間だ。今時分のチヌといえば普通なら夜釣りの対象だ。

エサは手っ取り早くカニを使った。ただしカニはイガイに比べると、ちょっとエサ取りに弱い、フグやベラに取られることがある。
イガイのほうが良型が来るようだ。

二時間ほどテトラの上を歩き回り、釣果のほうは30センチほどのが二匹と手のひらサイズが一匹(これは放流した)だった。目印つきの道糸をずずっーと引っ張りこむ、はっきりしたアタリだったのは、一番小さい奴だった。アタリが出たのは二ヒロほどだった。

約二時間ほどで三匹だから、まあ退屈はしない。見渡す一文字には誰もいない。
もう帰ろうと、赤灯のほうに行くとたった一人だけ酔狂なかたがおられた(あまり人のことは言えないが..)。程なく、良型を掛。けられたこの人は剛竿太糸派で竿は4.5m、小松島では、この長さで充分とのことだ。暑さをちょっと我慢すればチヌの顔を見ることは、そんなに難しいことではない。
続編として
「海部川のアユ雑炊の作り方」、「引田の磯のチヌ釣り」をお送りする予定です。

 

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